「CHANGE」?Ⅱ


ニッサンカルロス・ゴーンにこんな質問が投げかけられました。
「もし米国のGM社の再建を託されたら立て直す自信がありますか?」
ゴーンはこう答えました。
「”人”が起こした問題は必ず解決できる」と…
 



ゴーンは企業の再建ですが
オバマが掲げたのはアメリカの”再建”でもない”CHANGE”です。
たしかに黒人系の大統領も始めてですし
ブッシュ時代とは違った政策や外交も多く見られ
”CHANGE”であることは間違いないでしょう。
しかし、そのていどのことを求めて
アメリカ国民はオバマに熱狂したのでしょうか。




我が国の首相も小泉退任後…
安倍・福田・麻生と3人続いていますが、
誰も首相就任直後の国民支持率は高いものの時間の経過とともに低下の
一路を辿り自滅していくようです。
今年は総選挙で民主党が政権をとって、新しい首相が高い支持率から
スタートするのでしょうが、これもそれほど長続きがするとは私に思えません。
政治が出来ることには限界があるということです。




これから興ろうとしている本当の意味での変革(CHANGE)は
資本主義経済や国家といったものを超越した自由で多様性に富んだ
人間的なものだと私は思っているからです。




既存の政府や政治家や企業が自らの存在を揺るがすような変革は困難で
逆に既得権が崩れるような改革には抵抗するのではないでしょうか。
だからと言って私は革命のようなモノを願っているわけではありません。




ひとりひとりの人たちが国や企業に依存する心を捨てて自立する
”心”を持てば、国も企業も変らざるを得なくなるからです。




「CHANGE」は21世紀のひとりひとりの気持ちにあると
私は思っているのです。



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