”奪い合う”のが仕事?


昔見たマカロニ・ウエスタンのラストシーンにこんなものがありました。
仲間同士が金貨の分け前を争って撃ち合いが始まって
ハゲタカの舞う荒野に金貨だけが残って全員死んでしまうのです(^_^;)



【奪い合えば足りないが、分かち合えば余る】…の続きです。



損保会社や代理店の統廃合が加速して損保業界は戦国時代に
突入して、限られたパイの争奪戦をするようで…
昔みた映画を思い出してしまいました。(^_^;)




損保の主戦場は自動車保険です。
自動車保険はクルマ1台に対してひとつしか加入出来ません。
クルマ台数そのものが減少傾向にあります。
またクルマを保有するという考えも薄れ必要な時はレンタカーを
使う人たちも増えてきたそうです。
クルマの安全性も高められて損害リスクが低下していけば
保険料も比例して安くならざるをえないでしょう。




すなわちパイが決まっているどころか…縮小傾向にあるのものを、
よってたかって大勢で奪い合いをしてどうなるというのでしょうか(^_^;)




ま〜私のような小さな個人代理店がいくらそんな事を言っても、
常に成長と収益を求め続ける事が義務づけられ
それを実現するための優秀で勤勉な社員を高給で抱えている保険会社には、
「分かち合えば余る」なんて寝言にしか聞こえないでしょう。




軍隊の究極の役割は戦争をする事のように、
企業の究極の役割は収益を上げることです。
ようするに究極の役割は勝つことであり”奪う”ことですから
企業に頼っていてはとてもやっかいなわけです(^_^;)



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