『まともな事には時間がかかる』…その2


『まともな事には時間がかかる』というタイトルでブログを書いたところ
3名の方から「だったら早く手を着けましょうよ」という
主旨のコメントを頂きました。
私が保険契約の早期更新に消極的で手数料を減らされることを
心配しての温かいアドバイスと思いますが
もう少し書かせて頂きます。




私はこのブログでも何度か触れていますが…
保険会社と代理店は”時間軸”が違うということです。
基本的に保険会社の社員は3年ほどで転勤していきますし、
サラリーマンである以上、与えられた業務をどうこなすかの評価が
全てになっているのではなうでしょうか?




保険代理店も同じように、保険会社が一方的に決めた1年1年の評価によって
代理店手数料が変わります。
しかし、保険代理店には大きな違いは2つあります。
ひとつは、『お客様と直接つながっている』という事。
もうひとつは『転勤がない』という事です。




ようするにキャンペーンで成果を上げた社員は出世して、どこかに転勤して
いるでしょうが、代理店はお客様といつまでも一緒で、そのツケの責任まで
持たされる運命にあるのです。
 



保険会社も保険代理店も厳しい環境にある事はたしかです。
保険会社は 短かいスパンで目まぐるしく商品改定や抜本改革とやらを
代理店に押し付けてきますが…
これは100年単位の金融危機に対して
場当たり的な対策しか出来ない政府と近いものを感じます。(^_^;)



これまでの価値観や生活観を考え直す時が来ているのではないでしょうか?



短かい時間軸で忙しく利益を追求し高給を取る保険会社と
長い時間軸で考えなければならない代理店とは、
まずは同じ土俵には乗れないところもあるというのが…
あくまで私の考えです。(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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