『まともな事には時間がかかる』


売り上げが伸びてもいない、いや下がる傾向にあるのに
保険会社の社員も代理店も…なんだか知れないけどとても忙しいのです(^_^;)
なんでもマニュアルとヘルプデスクとオン・ラインで、扱い慣れない保険商品の事
でも調べようとしたら、まる一日かかってしまう事など日常茶飯事です。
少し前だったら詳しい社員に聞けば一発で解決することです。
社員にもプロがいなくなっていくようです。
TN社の普通の火災保険と超保険の火災保険の微妙な違いを訊ねようにも
しっかり答えれる社員はほとんどいません。
ヘルプデスクはジャンル別に分かれマニュアルを見ながら回答しますので
「どこが違うか?」というごく単純な質問にも対応しません。
もちろん「どうして?なぜ?」なんて聞いてもマズ教えてくれません(^_^;)




担当社員が言ってくることは…早期更改をしているか? 書類に不備がないか?
(オンラインで監視し)配信を見ているか? ぐらいで
昔は社員と一緒に昼食や飲みにもいったりもしたものですが
今では支社の代理店席から内線で呼び出さなければ会う事もありません。
なぜ、そんなに社員も忙しくしなければならないのでしょうか
かなりストレスをためながら遅くまで働いているようです。




ま〜保険会社の社員が忙しいのは高給を貰って将来も保障?されている
のだから、家族の為にも歯を食いしばって頑張っているのかもしれません。
しかし何の保障もない代理店まで意味もなく忙しくされたのでは
困ってしまいます。




代理店にとって最も大切な事は、お客様との時間です。
それにプロとして保険の知識を深く掘りさげ勉強していくことだと思います。
この二つを保険会社は、あまり考えてくれないようです…
 



早期更改率?が悪いと云うことで来期は手数料を下げれるそうです。
そうでなくても、このご時世、売り上げが下がって普通なのに(^_^;)
代理店の手数料体系は右肩上がりでなければ下がる一方です。
だから代理店の統廃合やM&Aも盛んになり、
保険会社の方針?に適合した大型代理店が増えていくでしょう。




なんでも早く!効率的に!…というのでしょうが、
『まともな事には時間がかかる』
このことを多くの人が実感していく時代ではないでしょうか?



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