『一社専属』は顧客ニーズを満たさない?


私は『一社専属』の保険代理店で充分と思っているのですが…
「それでは顧客ニーズを満たさない!」というのが
保険業界の流れであり常識になりつつあるようです。
多数社扱うのも顧客ニーズを満たすひとつの方法であっても
『一社専属』の言わば専門店が顧客ニーズを満たす事が出来ないとは
この仕事を二十余年やってきた私の経験上からは
とうてい思えないのです。




昔はひとつの食堂であらゆるメニューを取り揃えれた大食堂が大人気
でしたが今ではすっかり姿を消しました。
その代わりに専門店をあつめたレストラン街や
小さなファストフード店を集め、大きなテーブル・スペースで
お客様が選んだ好きなモノを皆で食べるといった形態もよく見かけます。
また小さなラーメン屋さんが並んだラーメン横丁のようなものは
昔から人気がありました。




ようするに、ひとつの店でアレコレ扱うより
それぞれ専門店の商品を自由に選び出せるシステムの方が
合理的で消費者ニーズを満たしているのではないでしょうか。




これと同じ理屈が保険でも使えそうなのに
こだわりのある「専門店」はダメなようです(^_^;)




”ダメ”というのは消費者が決めたのではありません。
誰が決めたか判りませんが”ダメ”というのが
とてもビミョウで日本的なところです(^_^;)




私が思う問題の根源は
個々の代理店(募集人)が、個々の魅力をアピールするという
ごく当たり前のことが
現実にはとても出来ないようになっていることです。




ようするに、売る側も買う側も思考停止が強要?され、
数多く取り揃えられた保険商品の中から
自分のニーズにあった(あっていると思われる)保険商品を
選ぶしかない状況に追い詰められてしまったからでは
ないでしょうか。



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