保険業界はこの国の縮図？
これからの新しい時代に必要なものは『情報開示』と『覚悟』だという
私の考えについてアツク（＾_＾；）語らせて頂きましたが
いかがだったでしょうか。
私が前職の飲食業をやっていたら『情報開示』も『覚悟』もココまで
強く思うようにはなっていなかったと思います。
幸か不幸か…
保険業界という不思議な世界に半端モノとして身をおかせて頂いた
賜物と感謝しています。（＾_＾；）
今起きている閉塞感は保険業界だけでなく飲食業も含むあらゆる
産業や社会全般でおきている事です。
すなわち私が保険営業という仕事を通して強く感じてきた
”素朴な疑問”を突き詰めると…『情報開示』と『覚悟』だったのですが
気がついてみると、ソレはこの国の問題でもあると思ったのです。
ようするに”保険業界を見ることで、この国の縮図が見えてくる
ということです。
日本は保険先進国と言われるほど生損保の保険は普及した国です。
保険自由化によって保険会社の統廃合や
外資や新規参入、それに郵政の民営化や銀行窓販などなどで
消費者にとっても選択肢が増え、日本の保険市場は益々活性化して
いくだろうと思った人は少なくないと思います。
私も保険の自由化によって情報開示が行われ、ネットの普及によって
本当の意味でのお客様本意の保険選びが出来る時代が来るものと
保険代理店としても大きな期待をしていました。
ところが実際に行われたのは…！
金融庁が保険会社に対し業務停止をも含む強権ともいえる権力の行使と
（それなりの理由や責任が保険会社にあったことはたしがですが）
それに対する保険会社の盲目的服従による現場での混乱です。
監督官庁の是正の為の数値目標を達成することにのみ奔走することになり
問題のホンシツが見失われていくのです。
なぜ、このような事態になってしまうのでしょうか？
このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。
