『覚悟』について その3


佐藤さんも前々回のコメントで書かれたように
ある程度の人は「覚悟」を決めて生きているのです。
「覚悟」を決めなければ逆につらい気持ちになってしまいます。
なぜならば人間は必ず死ぬ時がやってくるし、
生きるという事はリスクも付きまとうものだからです。




それなのに最近「覚悟」が感じられない人がとても増えてきたように
私には思えてなりません。
ほんとうは昔からそういう人もたくさんいたのかもしれません。
私が「覚悟が無い」と思う人も、じつはまったく別の「覚悟」をしっかりしていて、
「覚悟の無い行動」をしているのかもしれませんが(^_^;)




政治家は党利党略や選挙対策に奔走す
官僚は所轄業界にただ強権を振りかざし
企業はその官僚や監督官庁の顔色ばかり伺い
百年規模の変革に根本から対応しようなんて「覚悟」はまったく感じられません。




この国の主権者である国民はどうでしょう。
それらが機能しなければ、なんらかの行動があって当然だと思うのですが、
政治や国や企業に依存するばかりで、
自らチャレンジしようという「覚悟」もないようです。



大変な不況に突入したと、悲観的報道が多いようですが、
大災害や大感染があったわけでもありません。
この国は豊かな大地と自然に恵まれ、国民資産も豊富で
宗教や人種の争いも無く、教育水準も高く穏やかな国が
今だったら、まだ残っているのです。



”お金”の事は少しだけ横において、何が本当に大切なことか?
ひとりひとりが自分のアタマで考えて、
自分にとってやりがいのある事に一歩踏み出す、
そんな「覚悟」があれば
21世紀の新しい生き方が見えてくるかもしれません。



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