ソレが最も大切なことなのでしょうか?


53歳代理店さんから集中砲火を浴びています(^_^;)
「事務処理が苦手ならば、事務職員を雇うとか、大型化して営業に専念すれば
よいことで、申込書は速やかに証券化できるよう計上するのが
真っ当なプロである」…
というのが私なりに要約した、ご意見のようです。




おっしゃっている事はまったくその通りで、それを実行されている
53歳代理店は模範的な代理店だと以前から思っています。




でも、すべての代理店がソレが出来るとも限りません。




私はこのブログでは【自営の薦め】を書いています。
出来る限り組織に拘束されず、できるだけ人も雇用せず、経費をかけず
生業(なりわい)として、生涯やっていけるようなビジネスを構築すること。
保険代理業はソレにピッタリの21世紀の理想的ビジネスとさえ
私は思っているのです(^_^;)




人を雇用すれば、その人の生活を保障する社会的責任が生じます。
事務所を借りれば家賃や維持費がかかり、また時間が拘束されます。
大型化は組織の論理が働き、なにかと不自由です。




このような状況を作ってしまうと…
どうしても営業で稼いでいかなければ”維持”することが困難になるので
その結果より効率的に収益を求めることが目的化します。
証券早期発送の為のパターン化マニュアル化しての大キャンペーンも
それに側したものに私には見えてきます。

このような事に追われていったしまうと、本当に意味での【顧客指向】には
繋がらなくなっていくのではないかと、私は心配するのです。



53歳代理店さんは「そんなことは無い」と断言されるでしょうが(^_^;)
私は実際に大きな代理店の店主や、そこで働く多くの人を知っていますが
ノルマに追われほんとうの意味での【顧客指向】が出来ないことに苦しんでいる人
も少なくないのです。



そして何よりも問題なのは
保険商品そのものが売れなくなってきているということです。




何も保険に限ったことではありません。
消費者の目はとても厳しくなって売る側の論理ばかりを
押し付けていたら、いつかは消費者から見捨てられる
と私は思っているのです。



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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