経営品質の向上とは?


エラソーな事を書いていますが(^_^;)
私はナマケモノでブキヨーな人間です。
それに代理店をもっと大きくして売上げを伸ばそうという気持ちもありません。




それは私の年齢(62歳)から来ているように思われるかもしれませんが、
40歳まで店舗経営に係わってきたものとして
最初から大型化だけは絶対にしないと心に決めていたからです。
それは個人経営からスタートして大型化で成功する例は近年とても少ないこと。
逆に身の丈にあった経営を地味にでも継続しているところが
収入はそれほど無くても、けっこう楽しく生き残っているからです(^_^;)
 



政府は景気対策の一環として中小企業にも投資を促しているようです。
また取引業者や関連団体なども少しでも活性化しようと経営者を煽ります。
借金をして設備や店舗を拡張して、それに見合う増収が確実に見込めるなら
それもいいでしょうが、問題は『確実に増収が見込める時代か?』です。
増収が出来なければ投資した設備や店舗や人件費の維持管理の費用
それに金利を払うため、
経営者は色々な利潤の高い商品や副業に手を出し…その結果
大切なお客様が離れていって廃業に追い込まれた例をヤマほど知っています。




個人経営の保険代理店は固定費もそれほどかかっていないはずです。
固定客も増えて経験を積むほどマニュアルに無い専門知識も蓄積されているはずです。
少し昔までは経費の大部分を占めていた通信費や交通費も
メールやケータイの普及や、キャッシュレス化で負担も減ったのではないでしょうか?
そういった環境の中では、もっとお客様とフェース・トゥ・フェースで定着化を図る方が
お客様も代理店も楽しいのにとナマケモノの私は考えてしまうのです。(^_^;)




今、保険会社は更新契約の早期計上こそがお客様のニーズであり
経営品質の向上には不可欠であると云うことで11月はその大キャンペーン中です。
基準に達している代理店は景品が配られ、我が代理店は貰えませんでした。(^_^;)




その業務連絡会で12月から海外旅行傷害保険の補償選択プランを原則販売中止し
セットプランだけにするとの説明がありました。
その理由としてレジメのタイトルにはこう書かれていました。
『その他適切な引受け、契約管理の観点から実施する規定改定』…と。
私は「どう言う意味なのかもっと具体的に説明して欲しい」と質問しました。
担当社員は計算ミスが多いのいでとか…シドロモドロでした(^_^;)
「これが経営品質の向上になるのか私には理解出来ません」とだけ伝えました。



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