契約時点で全て理解する事は不可能!


保険商品が見えるように…と努力してきた私ですが、
契約時には充分に理解して頂だいて契約したお客様から、何年か経過して
「どんな契約内容だったか、すっかりわすれちゃったヨ」…なんていわれて
がっくりくることがたびたびあります(^_^;)




またお客様の中には、私の保険に対する考え方や営業スタイルを気に入ってくだされ
私が細かい説明をしようとしても、「よく判っているから」…とよく判らないで(^_^;)
保険に加入して頂くこともあります。



でも考えて見れば、それはとても光栄なことかもしれません。
お客様は私どもを信頼して安心して保険料を払い続けて頂だいているからです。
そして、そのように信頼して頂いている以上、お客様を裏切るような商品を扱うことは
絶対に出来ません。




私は保険、特に生命保険に関しては自分のホームページでも
ネット上でも
メールの保険相談でも実際のプレゼンでも徹底的に具体的なオリジナル資料で
保険の仕組が判るように、お客様自身の頭で考えて頂くようにしています。
でもお客様はその時は理解しても保険の事を常に考えているわけではありませんから
冒頭に書いたように「どんな契約内容だったけ?」と気軽に聞いてきます。
もちろん「よく判っているから」…とよく判らないで(^_^;)、契約したお客様も同じです。




お客様に保険を見える形で提供したいとの思いで、代理店経営を長年やって来た私ですが…
そこから得た私の結論は!
【お客様が契約時点で保険の内容を完全に理解して加入する事は不可能だ!】
…ということです。




その理由として
我が国の保険商品は欧米と違って複雑で雑多な保険商品が多いのに
商品に対するディスクローズや自由な発言が規制されていること。
そのような環境下にある消費者が、完全に自己責任で自分で保障内や仕組を
確認に保険に加入するという文化が出来なくても当然かもしれません。




でも、これは保険という商品を考えた場合、間違ってはいないとも言えます。
保険という商品は基本的に『将来何があるか判らない』から加入するものです。
『何があるか』はそれこそ色々で、契約時点で決め付けられるものではないのです。
したがって”その時点”になってはじめて疑問や質問が出てくるのです。




すなわち、お客様は”その時点”になって”その保険を薦めた代理店”を頼りに
してくるのものなのです。(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。