ますます判りにくく?…(^_^;)


『意向確認書』の導入方法を見る限り
契約者に保険の内容を理解して頂くためのものではなく
契約者は保険の内容を理解して契約したという証明が欲しいため
ではないかと私には思えてしまいます。




『意向確認書』(契約内容確認書)の導入によって割引の漏などが減った
といった効力はたしかにあったでしょう。
しかし保険商品の内容が判りやすくなったという契約者は少ないのでは
ないでしょうか。




私が恐れているのは
『意向確認書』の導入によって反対に保険内容が契約者に正しく伝えていく事が
困難になっていくのではないかという事です。




このことを最初に感じたのは
営業現場でお客様に『意向確認書』へ署名を頂くまでの作業をした時です。
とても時間がかかるのです。(^_^;)
だからといって、すべてのお客様がたっぷりと時間をとってくれるとは限りません。
そうなると、ただ慌しく事務的な処理に必然的になっていくということです。




古いかもしれませんが、
保険代理店はご契約を頂だいてからが仕事という感覚が私にはあるのです。
しかし『意向確認書』の導入や,マニュアル化の動きを見ていると
契約を取るまでが保険代理店の仕事と言っているように思えます。




私はいろいろなタイプの保険営業があって良いと思っていますが、
その業態によって『意向確認書』の扱いも違ってよいハズです。




それを問答無用?!で全ての保険営業の現場で押し付けることで
これがやがて形骸化し
保険代理店はますます”売る機械”にされていくのではないでしょうか。
その結果、契約者が本当の意味での保険内容を知ることは
ますます遠ざかっていくような気がするのです。



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