”保険が見える状態”になぜならないのか?


前回ブログのコメント欄に”けんしろうさん”からこんなコメントを頂きました。



>保険に関しては、商品が見える状態が欲しいと感じるのは私だけでしょうか?
>保険って目に見えないような気がして・・・
>でもDr.KENさんは商品を見える形にしようとされている気がします。



まったくその通りなのです。
しかし、そのコメント欄への返事として述べたのは
「ますます消費者にとって複雑な商品になろうとしている」…という事です。




これには少々解説が必要だと思います。
昔から日本の保険、特に生命保険は消費者にとって複雑だったのです。
でもどこの保険に加入しても横並びで同じようなものだったのと
そもそも契約内容を詳しく理解し加入する文化がなかったのです(^_^;)




ところが生保破綻が相次いだのと
保険自由化で外資や損保系などの新しい保険会社が登場し
新しい商品が次々に発売されるようになり、
必然的に保険の保障内容の開示が求められるようになり
今日にいたっているわけです。




したがって昔から比べたら、
”商品が見える状態”になっているはずなのに、
けんしろうさんのようなご意見が出てくるのはなぜ?でしょう。
 



これには幾つかの理由が考えられます。
(A)募集人や代理店が詳しい説明をしようとしない。
(B)保険会社の本音として詳しい情報開示をしたくない。
(C)コンプライアンスの名の元に保険商品に対する
  保険募集人の自由な発言に対する規制がある?。
以上の3つについて次回に解説させて頂きます。(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
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