保険代理店は単なる小売業か?


最近の保険業界の流れとして
保険会社は保険商品の製造メイカーに徹し
保険代理店は大型化して多くの保険会社の多くの商品を自由に扱える
ようにしていこう、という考えがあります。




こういった流れの中で
新規参入する保険会社や外資の中には販売ルートをもたず
保険商品を提供するだけのところの出ています。
そして私が代理店契約をしているTN社やTNA社も、
そのような流れに対応したと思われるような新商品が目につきます。




どのような”商品”かと言えば、詳しい説明も知識も要らないような
素人でも通販でも売れそうなパック商品です。
私は20数年保険商品を見続けていますが、これらの多くの商品は
契約者の思い込みで売れる、保険会社にとって都合の良い商品です。




保険会社がメイカーに徹し、保険代理店が小売に徹したら
効率よく収益性の高い商品が売れることになるのでしょうが、
それが契約者にとって喜ばしいことでしょうか?
 



昨今、問題になっているサブプライム関連の金融商品もそのような
環境に近いところで売られてのではないでしょうか。




私も含め保険代理店が保険メイカーと思っている人は少ないと思いますが
たんなる販売員と思っている人も少ないのではないでしょうか?
薬局の薬剤師というところではないでしょうか(^_^;)
良い薬剤(素材としての保険)が揃っていれば充分で
ドラッグ・ストアのように各社の風邪薬などの商品を棚に並べる必要は無い
と思っているだけです。
しかし、業界の流れはドラッグ・ストアにいくようですが、
私はあくまで顔の見える薬剤師に拘りたいと思っています。




もちろんどちらを選ぶかはお客様しだいです。



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