『世界金融危機』朝生の討論


朝まで生テレビ』で世界金融危機をテーマに討論がありました。
この番組がスタートしたのが20年ほど前、すなわちバブルの絶頂期から
私も観てきたテレビ番組ですが、最近はつまらなくなってしまいました。




朝まで生テレビと言っておきながら放送時間がCMを除くと2時間半ぐらい。
田原総一郎氏もお歳で体力が持たなくなったのか、当初の半分ぐらいになって
突き詰めた議論が出来なくなった事。
それに、もうひとつパネラーが芸術家や文化人の論客がいなくなって
ダイナミックな議論がなくなったことです。




今回のパネラーも政治家が6名に経済専門家が6名です。
そうなると、どこの報道番組でもやっているニュース解説に毛が生えた程度の
議論で終ることは観る前から想像がついてしまうのです。




思った通り、ユニークな意見が出たら、我われは評論家では無いのだから
具体的に対処するために何をやるかが問題だと、与党議員のO氏は声を荒げました。




保険屋の私としてちょっと興味があったのは
投資信託金融商品が郵便局や銀行で簡単に契約出来るようになって、
お年寄りなどが今、大きな損害を受けているが、
安易にリスク商品が契約できるよにさせた国の責任もある!
と野党議員が詰め寄ったところです。




これに対してO議員は…
「窓口で説明責任を果たしていないことが問題で国に責任はない」
…といつもの現場責任になってしまいました(^_^;)
それに加えて
「貯蓄から投資というのは日本の経済を動かしていく上でいいですよね?」
という発言には誰も反論しません。
「日本で今一番必要な事は成長を育てていくリスクマネーを作るという事…」
と同じ与党のI議員が発言します。




「お金に働かそう!」そうと発言し自らの著書でも投資信託を無条件に
プロがやるから安心と薦めてきた、朝生初出場のK女史(^_^;)
あんの上沈黙と、たどたどしい発言で終始。
なんでこんな時期こんな場所にノコノコと思いましたが、
ひょっとしたら衆院選にでも立候補する気ではないでしょうか(^_^;)




お年寄りや庶民の虎の子の財産をリスクにさらし犠牲にしてまでの
経済政策が本当に必要なのでしょうか?



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