景気回復とは?


数百万の戦死者を出した太平洋戦争を裁く東京裁判において、
多くの戦犯たちが、
「あの時代状況では戦争に突入するしか道が無かった」…
と発言しました。
日の丸を振って戦争を鼓舞した多くの国民も
「オカシイと思っていても、そうするしかなかった」
と戦時中を振り返っています。
ようするに…オカシイと思っても、しかたなくヤッたのです。




今は民主主義で資本主義の時代です。
しかし、人々の生活格差は広がり閉塞間に溢れ、
”幸せ”と実感する人が少ない時代になってしまいました。




働いても働いても豊にならない!
働こうと思っても安定した雇用先が無い!
年金・医療・介護、社会保障は不安だらけで老後が心配!
…かぞえだしたらキリがありません。



政治家や知識人は”景気回復”を第一の目標にします。
「景気が良くなる」とは具体的にどういうことでしょうか?
現在の金融資本主義の世界では
景気が良くなればなるほど、ごく一部の人たちを除いて
多くの人たちが犠牲になっていくことは実証ずみのはずです。
それでも多くの国民は景気回復を期待します(^_^;)



軍国主義の時代は戦争する事が必然であったように、
金融資本主義の時代は右肩上がりが必然のようです。



何○年か経過して今の政治家や知識人は
「あの時代状況では右肩上がりの経済成長を遂げるしか道は無かった」
…と言っているかもしれません。




軍国主義の時代に戦争に異議を唱えるのは命がけでしたが
金融資本主義の時代に異議を唱えても
命を取られることも無いと私は思うのですが…
景気回復、消費促進…右肩上がりの大合唱です(^_^;)




答えはとてもシンプルなところにあると私は思うのですが。



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