【すべての経済はバブルに通じる】


この連休は長野(飯山)で稲刈りをしてきました。
ここに3日もいると世界的金融危機なんてまったく関係のない
自然で豊かな生活の営みがあってとても心が癒されます。




この連休に一冊の本を持っていきました。
私のホームページのコラムやこのブログも良く読んで頂だいている
坂本嘉輝氏から、「この本を読んでみると面白いよ」と薦められた
【すべての経済はバブルに通じる】という新書版です。




まず、こんな質問から始まります。
お金はなぜ殖えるのだろう?
経済はどうやって成長し続けるのだろう?
資本主義とはなんだろう?
…の三つの質問です。
ようするに、自分が何もしないのお金は殖え続けるのか?
経済も企業も常に成長し続ける事は可能なのか?
資本主義とは定義上では株主が企業の意思決定を持つシステムなのに
なぜ恐怖感を持つのか?…
と言った私も常に疑問に思っていたことです。




この質問に対して筆者の答えは
「【ねずみ講】だから」というものです。(^_^;)




投資マネーがいくら増大しても有効な投資機会が無ければ、
リターンを得ることは出来ません。
それでも常に大きなリターンを求めなけらばならない投資のプロは
バブルを意図的に作って、その中で利ざやを抜いていく…
というのが実態であり、その事(バブル)を彼らは充分にしった上で
やっているというのです。




そして21世紀はキャンサーキャピタリズム(癌化した資本主義)
によって増殖した金融資本が投資機会を求め世界中をさ迷い
投資機会を食い尽くしさらに増殖し、金融市場をやがて破壊し…
と、言った内容です。
 



基本的には私の考えにとても近い内容ですが
さすがの私でも公開された自分のブログで、
現代の金融、経済、資本主義を【ねずみ講】だとか【癌】だなんて
とても言えません(^_^;)
でも、そういう視点から眺めると判りやすいことはたしかです。



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