人件費カットは常識に行われる


★★お知らせ★★
ロコハウスのホームページが
コチラのアドレスに引越しました(^_^;)
http://www.rocohouse.jp/
よろしくお願い致しますm(_ _)m




食料品や原油のあいつぐ値上げで
「いよいよ本格的なインフレがやってくる!」なんて事を云う人も少なくないようですが
私は10年ほど前から、もう従来のようなインフレは無いと主張しています。



原材料高で値上げをした外食産業も逆に値下げに動くようです。
先日テレビ(ガイアの夜明け)では市販商品の半額近くで売られる
PB(プライベート・ブランド)商品を取り上げ流通の大きな変化を
紹介していました。
中でも興味をもったのはPB商品に押されるカップ麺メイカーが
品質を落とさずにカップ麺の単価を14円安くするのを目標に
あらゆる部分を見直そうというものです。



麺を消費者に気付かれない程度の減量で【1円12銭】のカット。
お椀型のふっくらした蓋を平らにして【50銭の】のカット。
ワカメを0.2g減らして【20銭】のカット。
カップを包むフィルムを1.52マイクロm薄くして【1銭】のカット。
番組で紹介された全てを足しても目標の14円には程遠く
結局は人件費がまたカットされる事になるのでしょう(^_^;)


なぜ、このような事になってしまうのか?と言えば
『高くしたら売れない』ただ、それだけです。
収入が伸びないのに物価が上がって消費が伸びるわけがないのです。



それでも企業は生き残らなければなりませんから
結局は人件費をカットして、その結果…という繰り返しです。
 


程度の差こそあれ多くの企業はこのような環境になって久しく
この傾向はますます強くなっていくように私には思えます。
”企業”は生き残るために常に人件費のカットを考えるという事です。


言い方を変えれば、企業にとって最も容易で有効なリストラは
人件費カットで、それがITや科学技術の発達で
ますます可能になってきたというわけではないでしょうか。
究極は人件費ゼロの企業がたくさん誕生し大きな収益性を上げる
ことになるのかもしれません。


でも考えてしまいました。
誰もが収入の道を断たれてしまった社会で
企業はどうして収益が上げられるのか?と(^_^;)



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