大型ショッピング・モールがなぜ問題か?(2)


★★お知らせ★★
ロコハウスのホームページが
コチラのアドレスに引越しました(^_^;)
http://www.rocohouse.jp/
よろしくお願い致しますm(_ _)m




またまた六太郎さんから頂いたコメントへのご返事です(^_^;)



『大型ショピング・モール』と『古い商店街』を
同じ土俵に乗せて
”夢”とか"活気”とかいう視点だけで論じることは
本質を見失うのではないかと私は思います。



『大型ショピング・モール』と『古い商店街』の大きな違いは
前者は人工的に新しく作られた施設で
後者は、その町の歴史の中で育まれてきたものだという事です。



人工的に作られる『大型ショピング・モール』が集客するためには
それだけの魅力を演出しなければなりません。
それが”便利さ”だったり”夢”だったり”品揃え”だったり
これまでの『古い商店街』になかったものでした。



子どもやクルマの数が増え大量生産・大量消費の
高度成長時代においては『大型ショピング・モール』の「いうな
商業施設が顧客ニーズを満たすことが出来たのです。



しかし今はどうでしょう。
少子高齢化人口減少、クルマ離れも危惧される時代です。
それでも大型商業施設は全国に残っていました。
それどころか、まだまだ新たにオープンするところが
後を絶たないのはなぜでしょうか?
それは土地の有効利用だったり再開発という
いわば公共事業的な考えがどこかにあるように
私には思えてならないのです。



『大型ショピング・モール』を作るには土木建築からは始まって
店舗内装・広告宣伝などなど…なにより大きな雇用が生まれます。



『大型ショピング・モール』を運営する企業はテナントにも
資金を負担させリスクを軽減させます。

その結果どうなるか?と言えば、オープン当初は脚光を浴びても
長続きはせずジリ貧状態になって、けっきょくは現場に残った
テナントが苦しい経営を続けるか撤退を余技なくされるのです。



バブル時代にはリゾート施設が全国に作られ
公共投資でも全国に大きな公共施設が作られたりするのですが
後は野放しという土建国家ニッポンですが…
そろそろ考えを変えても良いハズです。



お金を投資した”建物や施設”から考えるのではなく
”人”から考えるという事です。



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