小野さんの怒り!


小野さんのセミナーも後2日と迫りました。
おもったようにおもったほど反応はイマイチですが(^_^;)
小野さんご自身がコメント欄で書きこまれているように
いつも自然体で素敵な方です。



小野さんほどのキャリアと知名度があれば
FP会の重鎮として祭り上げられてもよい年齢(^_^;)ですが
CFPやAFPの資格まで返上して
常に消費者の目線で信念を貫かれておられるようです。



先日お会いした時に民営化になった『かんぽ生命』に対して
とても怒っておられました。
その中で【特別養老保険】の酷さを私も当然知っているとの
前提で話され…「そりゃ何ですか?」と聞きかえす
タイミングを逸してしまいました。(^_^;)



後日、小野さんが書かれて資料を読ませて頂き、
「そりゃ酷い!」と納得しました。
特別養老保険とは養老保険に2倍・5倍・10倍の定期特約に
医療保険を付けた、一見何でもない商品です。



問題は『満期後に自動更新が出来ない事』です。



これは契約者は見過ごしやすい事ですが大問題です!
例えばTNA社も同じような契約ができますが、
満期後も同じ保障内容で90歳までは健康状態に関係なく
更新する事が出来るのです。
これはどういう意味か?というと
例えば『かんぽ生命』の10年間養老保険に加入し、
その間に大病をしてしまった契約者は、
その”保障の権利”が一方的に喪失してしまう事です。



私も同じような問題として
定期付終身保険やアカウント型保険の大部分を占める
『定期保険特約』の問題点としてネット上で論陣を張りました。
しかし小野さんの凄いのは…
郵政民営化前の「21世紀の簡易保険を考える有識者の会」の
メンバーで【特別養老保険】の問題点を一人で噛み付いたら
それっきりクビになってしまった事です。
小野さんが怒っておられるのは【特別養老保険】の商品そのものより
消費者の立場に立たない営業姿勢に対してです。



どんな大きな組織であろうと立ち向かう小野さんですは
とてもチャーミングな人でもあるのです(^_^)



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