食糧はビック・ビジネス!?


私が『緑の革命』に抵抗を感じるのは…
その後ろに、これで一儲けも二儲けも、イヤこれからは
食糧がビック・ビジネスの時代にと考える
大財閥や大資本の臭いを感じるからです。


環境も介護も、もちろん戦争も、何でもビジネスにする時代です。
60億の人間が誰でも必ず毎日消費しなけらばならない
食糧をひとつに束ねてビジネスにする事が出来たとしたら
莫大な利益を得ることも可能になるはずです。


深刻な飢餓に苦しむ国々があるのは、
単純に人口が増えたからだけではありません。



先進国の政策によって、彼らの伝統的農業や食文化と
まったく関係のない綿花・コーヒー豆・トウモロコシなどのいった
【換金作物】を強制的に作らされ…
その因果として人口爆発が起きていったということ。
そして
戦争や内政(独裁権力)、民族・宗教の争い…
先進国の邁進による環境破壊…などが弱いモノを直撃し餓死者が。
ようするに先進国がそこまで追いやったと言えるのではないでしょうか。


それをまた先進国主導で…効率的生産性を追求した大規模農業で
良い結果が出るのとは私の単純なアタマでは理解出来ないのです。


昔からあったそれぞれの食文化を大切に、手間ひまかけて
丹精に作れるような持続可能な環境作りに協力する方が
よっぽど重要な気がするのですが…
それではビジネスにはなりませんものね(^_^;)



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