”有効な投資先”とは


私は投資を頭から否定しているわけではありません。
”有効な投資先”があれば”投資”は必要なことです。
問題は”有効な投資先”があるか?という事です。



私の言う”有効な投資先”とは…
その投資によって多くの人達の生活や社会や環境に貢献し
しかも、とうぜんの事ですが投資した以上のお金を
還元してくれるところです。



多くの人達が貧しくて産業も発展していない時代は
”有効な投資先”はいくらでもありました。
しかし、今はどうでしょう?
「これからは金融ビジネスの時代」だそうです。
「これからはお金に働かす時代」だそうです。(^_^;)



今でも投資を求める貧しい人達は多くいますが、
そういう人達に逆に金融企業や投資家のカモとなっては
金利で融資され
より貧富の格差を拡大していきます。


保険代理店が持続性のある経営をしようと思ったら
目先の利益に囚われず長いスパンでお客様と付き合うことです。


保険会社や銀行など金融機関の社員などは3〜4年で転勤します。



ティー・バンクは毎年1年で成績下位5%に入る
社員は退職してもらうという記事が載っていました。



証券のディラーともなると数ヶ月も利益を出さないでいると
すぐにクビになるそうです。
 


ゴールドマン・サックスの社員の年収平均は7000万円だそうですが
これも修羅場の世界のようです(^_^;)



ようするに彼らにとっての”有効な投資先”とは
短期間で大きな収益を上げられるところであって
じっくりと時間をかけて投資先を育てようなんて考えていたら
クビになるか左遷されてしまうのです(^_^;)



このような形で世界中から集められた厖大な金融マネーが
収益のみを求めて暴走する結果として…
原油穀物が高騰し、企業はより投資家に還元するために
労働条件を厳しくし、環境をも破壊しているです(^_^;)



このような構図の中で
何も判らない善良な日本人?が虎の子の個人資産を
金融機関に預けてしまうことが
”有効な投資”とは私にはどうしても思えないのです。

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