貧しくてもプライドを持っていた


前回は『ロングテールの逆襲』などと刺激的な言葉で終えましたが…
何も私は革命的なことを望んでいるわけではありません。
私は単なる保険屋です。
それも小さな小さな一社専属の個人代理店で、しかも若くはありません(^_^;)
ようするに保険代理店のロングテールです。



そのロングテールがインターネットの普及と反対に
なぜかとても生きづらい世の中になっていくようです。
弱肉強食で格差が拡大する社会です。



このブログでも私は素朴な疑問を取り上げました。



何で?保険商品をマニュアル化までして売らなければならないのか?
何で?保険業界はネットに対して腰が引けているのか?
何で?ほんとうの意味でのお客様本意が出来ないのか?
何で?小さな代理店を淘汰しようとするのか?…などなど



これらの疑問をつきつめていくと
けっきょく”ロングテールいじめ”だということです。



保険業界はどこに向かおうとしているのでしょうか?
保険会社の多くは効率性の良い大型代理店や
新しい販売チャネルへの商品供給などを考えているようです。
そのためには【マニュアル化】が必要という事なのでしょう。



【マニュアル化】の基本は人間を信用していない事です。 
誰でも知識や経験がなくても出来るという事は
プロがいらないという事です。



大きな代理店や新しい販売チャネルには資本が投下されます。
それを回収するためにも、維持管理にも、お金がかかります。
結果的に収益性を優先する傾向になりがちです。



そもそも保険をそこまでして売らなければならないほど
保険にたいする需要があるというのでしょうか?



これは保険業界に限ったことでは無いようです。
ものに溢れ豊かな社会になり
地球環境のことを考えれば、もう少し人間らしくのんびりと
やればよいと私の単純なアタマは思うのですが
どういうわけか、まったく逆の社会になっていくようです。



人間は貧しくてもプライドを持って生きてきた動物です。
その人間としてのプライドを取り戻すのが
ロングテールの逆襲』だと私は思っているのです。



単純に書こう思っていたら、
とても哲学的なオチになってしまいました(^_^;)



ちょっとめずらしくウツ気味な私は、
ホームページでもこんなコラムも書いています。



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