中古パソコンを先進国より


【インターネット】も単なるツールでしかない。
過剰な期待も過去にあったようだがその限界も見えてきた…
といったような意見よく見かけるようになりました。



【インターネット】が単なるツールである事は間違いありません。
しかし、そのツールとしての使われ方が今のところは
本来的な使われ方をしていないと私は思っているのです。



電話が普及しなかった発展途上国が無線のケータイが登場して
イッキに普及したように、
インターネットが世界の隅々まで繋がるのに時間はかからないはずです。
パソコンが安くなっていくといっても
発展途上国にとっては高価なものかもしれません。
しかし先進国においてパソコンは消耗品のように数年で買い換えられ
廃棄処分されているのです。
日本で廃棄された古タイヤをアフリカや中南米に輸出している親友がいますが
それらの国ではまだまだ充分に使えるのです。
パソコンも同じことが言えるのではないでしょうか?



営利を目的とする企業ではなく、NPO非営利団体)や
国境なき医師団”のようなNGO(非政府組織)で
生き甲斐を持って働きたいという
優秀な人材が集まる時代にもなってきました。



発展途上国の貧しい人達がパソコンを持って自立することを
サポートするNPOやNGOが出来るかもしれません。
私はこのような話をボランティア関係者や
また”ひきこもり”のような青年とも話すのですが
みんな、とても興味を持ってくれるのです。



”ひきこもり”が社会問題になっていますが
ひょっとしたら彼らの方が『まともな感受性を持った人達』と
思う事がよくあります。
なぜならば、今の社会が個性や多様性がおし殺され
マニュアル化によって効率的にロボットのように働かされ
環境破壊をしていく社会に対して、
本能的、潜在的に拒絶反応を示しているのではないでしょうか。



その証拠に、阪神大震災では多くの”ひきこもり”が災害の現場で
活躍したと言われています。
私の友人の超スロー・フードの菓子店が定期的にやる催事には
”ひきこもり”の青年が毎回積極的にボランティアで手伝っていて
彼の親でさえ驚いているようです。



グローバル化や利益追求のみに邁進するものにとっては
発展途上国の貧しいひとりひとりの人間や
まして”ひきこもり”など取るに足らない…
漁場の魚ぐらいにしか思っていないかもしれません。



しかし地球規模で21世紀の社会や経済を考えたら
圧倒的人数と潜在的パワーを秘めている人達であることが
重要なポイントになってくるのではないでしょうか。



人気blogランキングへ



このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。