なぜ発展地上国で人口爆発が?


効率性や生産性や収益性を考えたら
ガテマラに大資本を投下して安い労働者を使って大型農園を運営し
大型トラックが通れるような道路を切り開き
不作などでの変動に備えて先物取引で価格安定を図る…



これによって日本中のいや世界中のマーケットでコーヒーに限らず
同じブランドの同じような商品が何時でも簡単に手に入るようになるのです。



その一方で世界の人口が毎年1億人づつ増えて、今のように海外から安い食糧が
輸入出来なくなるのでインフレになるという議論です(^_^;)



そもそも、人口爆発はなぜ起きたのか?という事です。



人類が自給自足のサイクル型の生活をしていれば人口は一定に保たれます。
これは人類に限らずあらゆる生物や自然にも言えることです。
今、人口爆発を起こし貧困に喘いでいる国の多くはコーヒー豆を初め
紅茶・綿花・ゴム・砂糖キビ・大豆…と言った作物を先進国のために作らされた
国々が多い事に気付くのではないでしょうか?
彼らはもともと自給自足の生活をしていたのに先進国の都合で作物を作らされ
その対価としての”お金”を得たため自給自足のサイクルが崩れて
人口爆発をしたという事です。
先進国も、それより先に人口爆発をしたのですが今安定しているのは
発展途上国の犠牲の上に成り立っているといえるのです。



さて問題は、予想される世界的食糧危機をどう解決するか?という事です。
大きくわけて二つの考えがあるようです。
ひとつは、この食糧危機を大きなビジネス・チャンスと捉え、莫大な投資マネーを投下し
発展途上国の未開の土地を切り開き効率性や生産性の高い作物を
作らせるという方法です。
もうひとつは、彼らの文化や文明を尊重しながら食糧においても自立して賄えるように
支援していくことです。



私の結論は後者である事は言うまでもありませんが(^_^;)
これは現代に生きる人類にとってハードな選択である事はたしかです。
なぜならば我われは資本主義社会にどっぷりと漬かり、その果実を得ていること、
また発展途上国の人達だってその果実を求めているかもしれないからです。



エラソーな事を書いている私ですが現実の生活ではマックの100円バーガーを食べ
地方や海外を旅行してもマックの看板を見つけると安さと簡便さにつられ
食べまくっていた時期もありました(^_^;)
発展途上国の人達だってマックのハンバーガーが簡単に食べられるようになることを
望んでいる人もいるかもしれません。



しかし現実は…
70億人の人類が地球環境を維持しながら生きていかなければならない
という厳しい状況にあるという事です。
 


私はここまで資本主義のグローバル化が世界に格差を広げ
地球環境を破壊しながら歯止めもなく暴走するとは思っていませんでした。
なぜそうなったか?要因はいくつか言われていますが…
その一つが90年代の初めに資本主義や富の格差と対抗する共産主義社会主義
自滅してしまい、その歯止めが無くなってしまった事ではないでしょうか?
と言って今さら悪平等の社会が復活するとも思えません。



そこで”歯止め”として登場するのが【インターネット】だと私は思っているのです。(^_^;)



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