価値観の変化


思った通りまた六太郎さんから反論を頂きました(^_^;)


配送コストの問題です。



投資マネーはネットを通して一瞬にしてコストもかけずに
全世界を飛び回りますがモノはそうはいきません。
私はインターネットが世界をグローバル化市場経済
任せることで良い方向に進むと思っていました。
しかし現実には極端な貧富の差と地球環境の破壊を拡大しているようです。



なぜ、そのようになったのか?
それは、実態経済と乖離した投資いや投機マネーが膨れ上がり
人間の果てしない欲望だけ任せて暴走しているからではないでしょうか。



私は中東を旅したことがありませんが、20年ほど前ドバイに
香港からロンドンに行く格安チケットで家族旅行をしたさい
給油のため6時間ほど空港にいたので、それ以来なんとなく親しみを
持っていました。
そのドバイは最近よくテレビでも紹介されビックリを通り越して呆れるほどの
建設ラッシュで東京タワーの2倍もの高さにビルがまもなく完成し
さらに3倍もの高さのビルが着工されたというのです。
また世界の富豪を対象にしたリゾート開発にもドギモを抜かれます。
しかし問題はその建設を支える労働者です。
そこにはアラブ人は一人もいません、遠くインドやパキスタンなどからの
出稼ぎ労働者が夏の炎天下なら50度にもなるという砂漠の街で
朝から晩までの長時間労働で月15000円で働いているというのです。



さて話は配送コストの問題ですね(^_^;)



欧米や日本では通販が普及しているのは
配送コストをかけてもリーズナブルな商品が提供出来るからで
そのようなインフラも整っているからでしょう。



問題はインフラが整備されていない発展途上国
それに国内でなく海外からの輸入という大きな問題が
あるのですが、それはとりあえず置いておきます。



ガテマラのコーヒー農園から1kgのコーヒー豆を買うのに
その数倍の配送コストがかかったて
近状のスーパーの方が安ければ、わざわざそんな事を
する人はいないかもしれません。



しかし、その方が少しでも安かったらどうでしょう。
「それぐらいだったらやっぱりスーパーで買うよ!」という人が多いでしょう。
しかし中には少々手間が掛ってもソッチを買うよという人も現れるでしょう。
価値観の変化です。



投機マネーに操られた大資本が、原産国も消費者も従業員までも
犠牲にし、果てしない欲望を求めて地球環境を破壊していくことに
問題意識を持った人達のライフ・スタイルです。
 


ガテマラのコーヒー豆だけでなく、
世界中にいる弱小無数の生産者と世界中の消費者を
結びつけるポータル・サイトが出来て
面倒な関税や検疫などをサポートするNP0やNG0などが
どんどん立ち上がっていくかもしれません。



ガテマラの小さな農村に1kgのコーヒー豆の注文があれば
それを近くの町まで運ばなくてはなりません。
しかし数kgの運搬なら現地の安い賃金で運ぶことが出来て
このような事が頻繁にあれば村のビジネスになるかもしれません。



大型トラックで大気汚染をしながらトン単位で運ぶより
このような事で村人が月15000円稼げることが出来たら
少なくともドバイの炎天下で奴隷のような重労働をするより
マシではないでしょうか?(^_^;)

★続く



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