人類の岐路!?


またまた六太郎さんと、もうひとりgooddayさんまでが加わって(^_^;)
インターネットとインフレについての反論を頂きましたので
今回はそのことについてもう少し掘り下げたいと思います。



8年前に私がネット上で【インフレ論争】をした時には
まさにインターネットを使って論争をしていたのですが、
インターネットがインフレ抑制の強い味方?になるという
実感までは持ち合わせていませんでした。



しかし、あれから今日まで8年、私は毎日インターネットと向きあい
その目覚しい進歩を体現しながら更なる可能性を考えると
これからインターネットが経済や社会に及ぼす影響は
はかりしれないと確信するまでになってしまいました。



現在おきているのはIT技術グローバル化によって
引き起こされる格差や貧富の悲劇です。
ようするのインターネットが大企業や金融業界といった
大きな組織や体制主導で利用されることによる問題です。
私はインターネットは本来的に個人・個人が使う事によって
力を発揮するツールだと思っているのです。



例えば今、コーヒー豆が投機マネーによって買占められ
現地ガテマラの生産者は安く買い叩かれ、
日本の消費者は高いコーヒー豆を買わされています。
しかし日本の消費者がインターネットでガテマラの生産者から
直接コーヒー豆を買う事が出来たらどうでしょうか?
ガテマラの生産者にとっては今までより高い値段で
日本の消費者にとっては安いコーヒー豆が手に入るのです。



これは何も特殊な事ではありません
欲しいものをネットで検索すれば生産者のHPが検索され
そこから直接買うことは、かなり普及しだしているのです。



今、世界で起きている投資マネーの拡大は
私には異常なものにしかみえてしかたありません。
人間の欲望だけが世界経済をつき動かしているようにしか
思えないからです。
人間の欲望は果てしのないもので、富めるものはますます富みを求め
貧しい者はますます貧困に喘ぎ、
地球環境までもが破壊されているのです。



今やケータイ電話が発展途上国の人々にまでアッというまに普及する時代です。
そこでもう少し想像してみることが出来ないでしょか?
日本のいや、世界中の貧しい人々までが、
安価なパソコンと、お金もかけずに世界につながるインターネットを
主体的に利用することが出来るようになった時のことを。



ガテマラのコーヒー農園と消費者が直接取引きするようなことが
世界中であたりまえになっていく事を
誰が拒むことが出来るのでしょうか?
もちろん、これまでの既得権者は、あらゆる手段を使って
抵抗するでしょう。



投資マネーがハイエナのように飛び交い利益だけを追い求める
社会を人類が選ぶのか?
世界中の人々が身の丈にあった地道な経済活動を続けて
それぞれの文化や食生活を大切にした精神的な豊かさの中での
ECOで安定したライフ・スタイルを人類が選ぶのか?



”人類はその岐路”に立たされていると思うのは…
やっぱり私だけなのでしょうか(^_^;)



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