なぜそう思うようになったのか?


やっぱり、今でもFPや同業者の皆様のほとんどが
「インフレは来るものだ」と思っておられるようで、
8年前と同様、私の考えは少数意見のようです。



なんだかココのところ高尚?なテーマになってしまったのではと
危惧していたのですが、週3回のブログにも関わらず
私のブログ・ランキングはここのところ2位に安定し驚いています。



興味深く読んで頂だいている方が多いと勝手に思い込み(^_^;)
この問題は保険だけでなく金融全般いや
日本のこれからの経済や国民生活を考えて行く上でも
重要な問題だと思いますので、もう少し述べさせ頂きます。



我が国は1992年以来長期のデフレ経済(少なくともインフレにならないも含め)
が続くという世界に例をみない現象を今でも継続しています。
実はその年に私は今のマンションを購入しました(^_^;)
5800万円のマンションがモデル・ルームとして近所に長期間売れ残っていて
家具付きで4800万円で売るという甘い言葉に乗ってしまったのです。
その時は、こんなチャンスは無いと、家族で豪州旅行に出発する直前に
契約して2週間の旅に出かけました。
それが我が家のバブルのピークでした(^_^;)



私は94年夏からは宅急便の配達のバイトをはじめ、その年の秋からは
2年間に渡る新聞配達は96年の【あんしん生命発足】まで続きます。
購買したマンションは今でも住んでいますが、住宅金融公庫金利は5.7%のままで
毎月22万円をあと15年払わなくてはなりません。(ローンは妻名義)
川崎のバス便しかない72平米の売却したら2000万円にも満たないため
借金だけが残ってしまうマンションです。



このヘンの詳しいディテールや社会情勢を背景に私小説でも書けそうです(^_^;)
バブル全盛から破綻とそれを取り巻く人々が鮮明に甦ります。
また私は1969年に大学を卒業し中堅洋菓子メイカーに就職し責任ある立場で
営業や流通の現場で高度成長とインフレを肌身で感じてきました。


そういった経験の中でノーテンキな性格の私も、
なぜ、このような最悪のタイミングで住宅を買うに至ったのか?
今後どう経済が動きどう対処すれば良いのか?
これから生保を含む代理店経営をやるためにはどうすればよいか?
など、いろいろと私なりに検証し考えたのです。



そこで、私なりに出た結論は…
「政治家や評論家、マスコミ、まして宣伝文句は信じるな!」という事です。



何を信じれば良いかと言えば、それほど難しい事ではありません、
現れている実態を見ていけば良いだけなのです、
難しい理屈に囚われていたらホンシツを見失ってしまいます。



その時に実感したのが、この先この国はデフレ基調で大きなインフレは
無いという事です。



したがって『8年前の独立系FPとのネットでの議論』をした時は
さらにその8年ほど前から"インフレが無い事を確信し"しかも私の確信通りに
なっていたのです。
したがって私も一歩も引き下がる気持ちはありませんでした。



そして、あれからさらに8年の16年も経過し、
まだまだ私の予想通りになっているのに、
冒頭で述べたように「インフレが来る!」と多くの人が主張するようです。



私は『サンデープロジェクト』のような時事番組を録画だけしておいて
ワインのように何年かネかした後に、
ジックリと味わうという高尚なイヤ悪い趣味があります。(^_^;)



そこで政治家や経済の専門家が毎年、経済の予想などをしているのですが
「いよいよ今年はインフレ基調に…」とか「金利はとうぜん上がっていく」とか
もう、言わない年はありません(^_^;)
これを短く編集し【ユー・チューブ】で流したら面白いかもしれません(^_^;)



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