秋桜児さんとの議論の総括として


秋桜児さんから頂いたコメントを私がブログで取り上げたのが12月17日号。
あれから足掛け2年(^_^;)、1ヶ月に渡って意見の交換をさせて頂きましたが…



秋桜児さんから
>自分なりにDr.KENさんのお考えは十分理解しましたので、
>このテーマでこれ以上のコメントは控えます。

また、その後に…
>Dr.KENさんのご意見等も含めて自分のブログに掲載させていただきたいと思います。
>ご了承の程よろしくお願いいたします。

というコメントを頂だいておりますので、
秋桜児さんとの”議論”はここで一段落することにして
私も今回のやりとりを検証し総括させていただこうと思います。




ことの始まりは…私がブログの中で
>私は規制も無くなり玉石混淆の保険商品や保険営業

…と書いた事です。(^_^;)
これに対して秋桜児さんは消費者の立場?から「”規制”は必要だ!」との
コメントを頂いた事からです。




たしかに私の短い文章だけ読めば”乱暴な発言”です(^_^;)
したっがって抗議を頂くのは当然かもしれませんが、
【”規制”によって消費者が守られる】という秋桜児のお考には
真っ向から反対する意見をこのブログでも以前から述べています。




”言いッ放し”で誤解されたまま終らせるのではなくて
双方向性でお互いの意見を深く突き詰めていく事が出来るのが
ネットの世界ならではの良いところです。
だからと言って、議論を延々と続ける事で勝敗がツクというものでもありません。
それでも議論する事は当事者にとって勉強になります。
また、このような議論をネット上で公開される事で、多くの不特定多数の人が
いろいろと考える機会を持って貰えることが出来ます。
 



個々の保険商品のデメリットについても…同じようにネット上の色々な場で
自由に議論が出来るようになって、そこに消費者も参加して「素朴な質問」を
していけば、もっと判りやすくて面白い転回があるかもしれません。
どちらが正しい、どちらが勝ち負け、なんてものはありません。
ただ、立場や考えの違う者が自由に意見を言い合い、それを消費者が個々に
自己責任で判断をすれば良いのです。




私が最も恐れているのは…
そのような自由な発言や議論の場を規制しておいて、
(今回のテーマで言えば)
【イッケン判り安いパターン化したデメリットを開示】する事を【義務づける】
ような事ななってしまったら…本質的な事は何も消費者に伝わらずに
販売側が消費者に対して説明責任を果たした事にされてしまうと言うことです。




しかしこのような傾向は、秋桜児さんが望まれるまでもなくドンドンと進行している
ように私には思えてなりません。
外食チェーンのようにマニュアル化された規定にそって、誰でもが簡単に
時間やテマヒマをかけずに効率よく収益性の高い営業が主流となって…
私のような効率性の悪い代理店は淘汰の対象となっていくようです(^_^;)




でも、よ〜く考えて下さい、
外食産業なら効率性を追求した安い!早い!旨!の食事を週に何度かは
利用しますが、生命保険の販売手法の効率性が高められる事によって、
それが消費者にとって、どんなメリットがあるのか?という事です。
 



そもそも生命保険や医療保険という商品に
効率的にパターン化して販売しなければならないほどの
需要が本当にあるのでしょうか?
              
                      ★★次回へ続く



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