まだまだ秋桜児さんへ(^_^;)…6


秋桜児さん こんばんは!



私も秋桜児さんも生命保険営業の現況に対して”怒り”を持っていて、
それを自分のブログで問題提議しているのは同じです。



ただ問題の解決方法が”まったく違う”ようです(^_^;)



秋桜児さんは保険営業においての不祥事が絶えないのは
程度の悪い募集人が多いからで
そんなヤカラを野放しにしたら今以上に酷くなるから
これからも”規制”は緩めることなどもってのほか 、という
お考えのようです。



一方、私の考えは
このような問題が後を絶たないのは
我が国の保険会社の成り立ちとして
保険会社は一社たりとの潰してはならないと
護送船団方式の大きな規制の中で、自立した募集人はもとより
自分の頭で考える自立した消費者を育てることを
してこなかった事にあると思っているのです。



それは保険が自由化されて10年が経過した今も
基本的にはそれほど変っていないのではないでしょうか?



住宅に次ぐ高い買い物と言われている生命保険なのに
比較的知的水準が高いと思われる経営者・医者・弁護士・学者
といった人達でさえ、自分がどんな保険に加入しているのか
まったく知らないというのが一般的という惨状です(^_^;)



私はそのような人達とも数多く接してきましたが、
彼らが口を揃えて言うことは…
「パンフレットや資料や説明をいくら聞いてもサッパリ判らないから
生命保険に関してはまかっせぱなしにしている…」
というものです。
しかし私は彼らに、とてもシンプルな資料(保険の仕組が判る)を
見せて、これを見て何でも質問をしてくれと、始めると
とても興味深く色々訊ねてこられて保険談義に花が咲きます(^_^)


質問の中には、当然デメリットも聞いてきます。



私のメールでの保険相談もそうですが、
相談者が自ら知りたいと思った事に、こちらが回答したものには
充分に理解して貰えますし、その事で少しでも興味を示してもらえれば
さらに質問を重ねて、最終的には自分で必要な保険内容や予算を
考えて保険設計をして頂だいています。
時間はかかりますが、私は合理的でフェアーな方法だと思っています。



しかし、こちらから出来合いの見積書やパンフレットや
秋桜児さんが言われるようなデメリットを明示した資料を
一方的に見せたところで相談者は理解するでしょうか。


何でも規制で『見せる』『見せない』なんて、やっているうちは
自立した募集人も消費者も育たないのではないでしょうか。


06年5月頃になりますが
保険選びネットの掲示板で、このような議論になった事があります。
例によって私(Dr.KEN)は袋叩きに遭うのですが(^_^;)
メールの方では同業者特に漢字生保の現役や元外務員の方達からも
賛同を頂きうれしく思いました。



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