秋桜児さんへのご返事(2)


前回、秋桜児さんのコメントに対する返事を書きましたら
その17日のコメント欄にまた丁重なご返事を頂きました。



前回と同じように、秋桜児からのコメントを引用させてもらいながら…
と思ったのですが文章の頭に>>が沢山ついて(^_^;)
読みづらくなりそうなので、
まずは、秋桜児さんのコメント(前回の私のブログに対する)を
ご覧いただき(^_^;)
それに対する私の意見を述べさせていただこうと思います。



秋桜児さんと私の意見が大きく違っているのは
”規制”についてのようです。



私は「規制など無くすべきだ」という考えに対して
秋桜児さんは「規制は大切で、それによって消費者が守られる」という
お考えのよです。



まず【保険業法】ですが… 
これはどの業界の法律の条文には
『契約者(消費者)の保護をはかり…健全な発展〜』
といった文言は書かれているように思われます。
しかし主役はあくまで保険業、特に保険会社です。
したがって保険会社に大きな危機や問題が生じた時には
『保険会社が潰れたら困るのは契約者だから、
契約者にも犠牲になってもらって保険会社を守らなくては』
…なんて理屈が罷り通ることもあるのです(^_^;)
『会社が潰れたらオシマイだから社員は我慢して…』みたいなんもので
契約者は決して主役ではない、というのが私の見方です(^_^;)



代理店(募集人)が拘束されるのは【保険業法300条】です。
保険会社はこれを拡大解釈して我われに規制をかけてくるのです。
しかし、私はこの条文以外の代理店に対する規制は
この法律が掲げる”消費者保護の精神”に反するのではないかと
それなりに闘ってきたのです(^_^;)



そんな私の性格ですから…
規制に守られて保険業をやっているという意識はまったくありません。
保険会社や商品が規制の中で成り立っているだから、
安心して営業が出来るなんて思ったこともありません。
そんな保険会社でも、とんでも無い不祥事があったり
欠陥と思われる商品が見受けられるのです。



大切なことは見抜く目ではないでしょうか。
私はTN社の代理店で誇りを持ってやっているつもりですが
自分が売りたくない商品は扱いません。
私が力を入れて扱う商品は私自身の判断で決めたものです。



規制の少ない自動車や電子機器は世界的にも強くなりましたが
規制の多い業界は伸びるどころか不祥事が多発するのはなぜでしょう(^_^;)



悪質な商品や営業行為は厳しく取り締まるのは業界の規制ではなく
詐欺罪とかの刑法ではないでしょうか。



規制緩和が叫ばれる中、なかなか進まないのは…
消費者が”規制”を求める側面があるいう話を聞いたことがありますが、
秋桜児さんはまさに消費者を代表したご意見なのかもしれませんね。



規制で縛らなければ信用出来ない保険業界…
私としてはさびしいかぎりでありますが。(^_^;)



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