国家と企業と個人


月曜日(12月3日)の日経新聞の【領空侵犯】で一ツ橋大学の安田教授が…



規制緩和イノベーションが進み、伸び伸びしたルネサンス期を迎えると
思っていたら、実際は逆に向かっている印象がします。」



…と、まさに私が今思っていることが書かれていました。
規則を守る事が目的化して、
自分の頭で自由に考えるとういう自由闊達さが無くなってしまったのです。



インターネットが普及すれば、あらゆる情報が平準化されて格差もなくなるはず
ですが実際には、これも逆に向かっています。



昭和20年の敗戦までは【国家】の時代
それからバブル崩壊までが【企業】の時代
そして、これから21世紀は【個人】の時代
…と、私は何度かこのブログでも書いてきましたが
今のところ多くに【個人】は【国家】の年金や福祉にすがろうとし
【企業】に安定した正規雇用を求めて
【個人】で自立しよういう人はまだまだ多ありません。



たしかにインターネットは少しづづですが【国家】や【企業】の壁を溶かしている
形跡もあります。
しかし溶かされる側も、黙って安々と溶かされるわけにはいけません。(^_^;)
当然抵抗をしてきます。
なんせ、溶かされる側は今のところはまだまだ権力者ですから、
そんな流れをどうにか止めようと力で押さえつけようとします。
ようするに今は大きく時代が変る前の混沌期ではないでしょうか。



こんなことを書くとお前は国や企業を滅ぼそうとする、
共産主義者か?社会主義者か?と思われることもありますが
何の政治団体にも宗教団体にも縁の無い単なる保険屋です(^_^;)



【国家】も【企業】も自然が作ったものでなく人間が生きていく手段として
ひとりひとりの【個人】から形成されたものです。
その【個人】が【国家】や【企業】の犠牲になってきたのが人類の歴史
ともいえる側面があるのでではないでしょうか。
その【国家】や【企業】が溶かされて【個人】が残り
その【個人】が最終的に幸せになればその方が良いとは思われませか。



保険会社がITやインターネットを駆使して日夜改革を重ねてきたが
今のところは【消費者】も【保険会社の社員】も【代理店】も…
すなわち個人レベルでは幸せになっていないのでは?と提議しました。
 

では誰が?幸せになっているのでしょうか?



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