マカオの狂乱


昨日はマカオに一泊して夜に香港に戻りました。
今回の旅の模様もホームページに掲載中ですが、
マカオのカジノのにはドギモを抜かれてしまいました。



マカオに行くのも15年ぶりです。
中国に返還される前からカジノはありましたが、
”田舎のラスベガス”という印象でした(^_^;)
中国に返還されたらカジノはどうなるか?と思っていたのですが、
今や!年間売り上げでラスベガスを抜いたというのです。
そして、まだまだ建設中のカジノを初め、これからも続々と
大型カジノが出来る予定でだというのです。



話のタネにとカジノに行ってみましたが、超豪華で超ビッグな
カジノは超満員!
それも、ほとんど中国本土からやって来た人達だというのです。
カジノで負けたら利用するという質屋も街に溢れ
15年前のうら寂しいマカオとは見違えるような活気です。



午後3時にはラッシュアワーがあるのですが、
それはカジノが24時間営業で、そこで働く従業員が
3交代制になっていて、午後3時がその交代の時間にあたるため
だというのです。



カジノ内にあるショッピング・モールもバブルの極みです。
空は青空でゴンドラが浮かぶ運河が流れ
テーマ・パークのように、中世の衣装をまとった人達が
演出に務めるのです。



これによってマカオの経済は急成長し、その恩恵を預かろうと
多くの人達がマカオに集まり、住宅の値段も高騰をしているようです。



しかし、マカオで働いている人達は決してカジノでギャンブルをする
事は無いと言います。
なぜなら?彼らはいかにカジノが儲かるビジネスかを
肌身に感じているからです。



「お客さんは豪華で大きくなカジノを好み、そのような新しいカジノが
出来ると、そっちの方に移ってしまう…」



私たちのマカオでのガイドがこんな事を言いましたが
あたりまえのように聞こえますし、またその通りかもしれませんが。
しかし、よ〜く考えたらヘンな話です。



豪華なカジノほどお客様が集まる…という事です。
今回、マカオで見たカジノは豪華なんてものじゃないほど豪華です。
これはお客様、すなわちギャンブラーを集めるための手段だということです。



この超豪華な費用は最終的には誰が負担するのでしょうか?
とうぜん、それはギャンブラーのはずです。
カジノが豪華になるほどギャンブラーに負担がかかっていくはずですが
ギャンブラーは、そんな事は考えないのでしょうか?



でも、マカオの狂乱ぶりを見ていると
ふっと、そんな事を考えてしまいました(^_^;)



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