情報は封鎖より開放が良い


保険会社が代理店や募集人にインターネットに対しての
規制をする正当な理由が私にはわかりません。



規制の理由としてよく使われるのが
「消費者に誤解や混乱をきたす恐れがあるから…」というものです。



ではインターネットが無ければ
消費者は誤解や混乱をせずに、保険のことをよく理解するでしょうか?
また、してきたでしょうか?



今、保険会社は契約者に保険の内容を少しでも理解してもらおうと
※みやすいパンフレットを作ったり
※誰でも簡単に加入出来る保険を開発したり
※親しみやすいテレビCMを流したり
※約款や契約のしおりを見やすいものにしたり
※パソコンで素早く試算が出来たり
※重要事項説明書や意向確認書を義務付けたり(^_^;)
などなど…ヤマほどの情報を提供しています。
それでも、多くの契約者が保険はよく判らないというのです。



今ではインターネットからも新発売の保険商品や
保険情報を調べる事が出来ます。
それでも、私のところにメール相談に来る多くの人がまず言うのが
「保険は調べれば調べるほど判らなくなる」…です。
 


でも、これはまだ良い方で、
テレビCMで資料を取り寄せ契約したお客様に、私がその内容を
説明すると、「そんなことは知らないで契約した!」と
怒りだす人も少なくないのです。



それらの人達は規制されたインターネット情報や
インターネット以外の情報で『誤解や混乱』をしているのです。



私は消費者の『誤解や混乱』を少しでも減らすために
保険代理店や募集人がインターネットでの宣伝も議論も
スベテ自由にするべきだと思っているのです。



ただし、この時の条件として二つだけ保険代理店や募集人に
義務付ける事があります。
それは、代理店名・氏名・取り扱い保険会社などを明記すること。
双方向性の公開された掲示板を設けることです。
すなわち…
①責任の所在をはっきりさせること
②公開された掲示板で反論や異論を受け付けることです。
 


一方的な広告や意見より、それに対する反論・異論も公開する事で
消費者の判断にゆだねることの方が、
代理店(募集人)も消費者もレベル・アップするのではないでしょうか?



情報は封鎖より開放が良いに決まっているのです。(^_^)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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