代理店や消費者は「愚か者」?


【意向確認書】も【コンプライアンス】も【個人情報保護法】も
私は否定しているわけでは決してありません。



お客様の意向を確認して商品を提供する事も…
法律を守る事も…
個人情報を大切にする事も…
ごくごく当たり前の事で、
それも守れないようでは代理店はおろか社会生活すら
出来ないのではないでしょうか?



そんなあたりまえの事をマニュアル化にして
代理店を規制することによって
『あたりまえの事』が忘れられ
『マニュアルを守る事』の方が重要になっている…
というのが現実ではないでしょうか。
 


なぜ?このような事をするのでしょうか?
ひとつ考えられるのは、
保険会社が代理店や消費者は「愚か者だ」という
前提に立っているのではないか、という事です。



もうひとつ考えられるのは、
代理店や募集人を規制しないと
意向も確認しないで勝手な保険を売ったり
法律違反をしたり、個人情報をバラしたり
何をしでかすか判らない、という事でしょうか。



まあ、数ある代理店や募集人の中には
そういう者がいないと断言は出来ないでしょう。
愚かな代理店や消費者もいるかもしれません。



しかし、その代理店や募集人は保険会社が選んでいるのです。
代理店や募集人が信用出来ないなら、
信用出来る者だけを採用すれば良いはずでしす。
まともな代理店や募集人なら、愚かなお客様がいたとしても
騙すような事は決してしないはずです。



それとも保険会社はワザと愚かな代理店や募集人を採用し
自分の頭で考えないで黙々とマニュアル通りに
仕事をしてくれるの事を望んでいるのでしょうか?



福田新内閣で再任した鳩山法務大臣
「死刑執行を法相の署名などなくして自動的に執行する
方法を考えたらどうだ?」…というような事を話しているのが
テレビのニュースで流れていました。



『マニュアル化がここまで来るか!』…と
背筋が寒くなりました。



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