”52歳代理店”さんへの解答


前回のブログで、代理店の効率性や大型化が進められることで
契約者にとっての利益(メリット)が私には見えてこない…と結んだら
数多くのコメントを頂きました。



その中で”52歳代理店さん”より6項目のご質問を頂きました。
コメント欄では書き切れそうも無いので、今回はこれらのご質問の回答
を中心に私の代理店経営の考えや思いを述べたいと思います。



1、考えてみえる小さな、大きな代理店の規模はいかほどでしょうか。



曖昧な表現でしたので、ここで改めて私の言う小さな代理店を定義しておきます(^_^;)、
それは”店主の顔で営業している代理店”としましょう。
規模は関係ありませんがおのずと規模は小さくなるでしょう。
大きな代理店とは営業するものが複数いる代理店としておきましょう。



>2、規模はわかりませんが、大きな代理店は全てが効率のみを追求していくでしょうか。



大きな代理店の全てが効率性のみを追求する事はないでしょうが
大きくなるという事は、必然的に効率性が求められるのではないでしょうか。



>3、大きな代理店は、全てマニュアル化するのでしょうか。



大きな代理店の全てマニュアル化するかどうかは、わかりませんが
大きくなればなるほどマニュアル化が進む傾向になるのではないでしょうか。
 



>4、生命保険、損害保険を購入される方のニーズは千差万別です。
>例えば、零細代理店から(事務員もいないような代理店)から私の代理店に移られる方の中に、
>「以前の代理店は電話連絡も付きにくい」と話される方が結構いらっしゃいますが、
>そこそこの規模(5名程度)以上であれば電話に出ない確率は少ないのではないでしょうか。



お客様のニーズは千差万別だからと言って、そのニーズの全てを一つの代理店が賄う事は
不可能です、千差万別のお客様の中から選んで頂ける個性のある代理店のほうが
やっていて楽しいと私は思っているのです。
私も事務員のいない零細代理店ですが24時間365日ケータイを手放す事はありません。



>5、損保、生保とも複数の会社からいいトコ取りができるのは、
>そこそこの規模代理店ではないでしょうか。



私は自分が扱う保険に対しては誰に負けないというプライドを持って営業しています。
しかし複数社を扱ってすべての商品に精通するほどの能力はありません。
代理店が多数社扱って契約を取りたいという気持ちは判りますが、
お客様は保険会社や代理店を自由に選び出す事が出来るのです。



>6、Dr.KENさまの年齢ははっきり存じ上げませんが、
>20年後も今と同じく冴えた営業をお続けできる保障はおありですか。
>現在、30歳代の方の保険をその方が50歳代になっても守り続けられますか。


私は”61歳代理店”です(^_^;)
お客様とも、そのような話をよくするようにしています。
若い代理店だからと言って20年後もちゃんとフォローしてもれる保障はありません。
10年間というスパンで見たら、若い代理店さんより私の方が”残っている”
可能性が高いのではないでしょうか?
なんせ、私は妻から「死ぬまで働け!」と命令されておりますので(^_^;)
とは言って30年後、もし生きていたとしても、ご迷惑かもしれません。



個人代理店がなぜ良いか?といえば、
【個人情報】をしっかり握った信頼関係が財産として蓄積されていることです。
それを引き継がす事は、大きな課題として時間をかけてじっくりと契約者に
公開しながらやっていく事も楽しみのひとつです。
大きな代理店だから大丈夫という事は無いと私は思うのですが…



以上が私の回答ですが(^_^;)
私と”52歳代理店さん”との視点は違いはインターネットだと思います。
私はインターネットを使う事で個人代理店はやりがいのある仕事になる
と確信しているのです。



お客様のニーズがより千差万別に多様化してくからこそ
千差万別の個性的代理店があった方が、
お客様にとっても良いのではないでしょうか?



それを結びつけるのが”インターネット”です。



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