ネット時代!保険の歩き方 (46)


これをご覧の方たちは全員
インターネットを利用されている方達です。



今ではインターネット抜きでは保険代理店も営んで行けません。
保険料算出や顧客管理はもちろん、保険会社がやっていた契約や異動計上まで
代理店がオン・ラインを使ってやらされる時代です。(^_^;)
この”流れ”について行けなくて淘汰された代理店もありましたが
今残っている代理店で「インターネットもまったく使えない!」というのは
ほとんどいないと思います。



最近では代理店に対してコンプライアンスや商品の教育・トレーニングを
ネット上で行なう【eトレ】なるものが義務付けられ、それをチョットでも
サボると保険会社はそれを察知して、注意されるのです(^_^;)



ようするに、保険会社はインターネットをフル活用して代理店を
コントロールしているのですが…
どういうわけか?代理店がインターネットを主体的に使う事には
とても後ろ向きなのです。



保険会社によって温度差がありますが…
保険代理店が自由にホームページを作る事は出来ませんし
ブログにまで規制をかける保険会社もあります。
ネット上での発言を厳禁した生命保険会社もあります。



しかし”その理由”を明解にしている保険会社はないようです。
保険業方によって」とか「金融庁の指導」とか耳にしますが
それなら、保険会社によって温度差があるのはなぜでしょう。



このような曖昧だけど歴然とした規制があるので
保険代理店のホームページの多くが
「個性の無い!」「顔が見えない!」ものがほとんどです。
またネット上で発言する時も匿名で、私のように全てを開示して
”好き勝手?”な事を発言している代理店はそれほどいません(^_^;)



でも、私だけ保険会社から”特別な認可”を受けているわけではありません。
それどころか、私のホームページ閉鎖騒動も経験し、その顛末は
このブログでも詳しく連載しました。
結局、明解な規制というものが存在しない事を私なりに確認する事が
出来たので、また自由に発言させて頂だいているのです。



保険会社が代理店や募集人に”規制”をかける代表的な理由は
「不特定多数の消費者に誤解や損害を及ぼす可能性がある」です。
では…インターネットの無かった、今日まで、
「不特定多数の消費者に誤解や損害を及ぼすこと」は無かったのか?
また…インターネットを規制することで
「不特定多数の消費者に誤解や損害を及ぼすこと」は無かったのか?
と逆に私は訊ねてみたくなります。



ネット上には玉石混淆の雑多な情報が溢れています。
インターネットが普及して10年ほどの歳月が経過しましたが
それによって多くの消費者が被害をうけたというようなニュースは
洋の東西を問わず、私は聞いたことがありません。
 


それどころかインターネットによって、古い体制や組織が崩壊し
消費者や庶民に利益をもたらしている…というのが一般的な
とらえ方ではないでしょうか。



(ネットの普及に比例してネット犯罪が増えているのも事実ですが
ネットの本質は上記のようなものと私は思っています)



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