ネット時代!保険の歩き方 (43)


私は大企業に勤めたことがありません。
新卒で就職したのは社員数百名の洋菓子店ですぐに責任者になって
常に自分の頭で考え上司や社長にもズバズバ意見を言ってきました。
途中からやってきた社長の息子とケンカして辞めましたが(^_^;)
スジは通していたので、退職後も良いお付き合いをしてきました。



私のアタマは単純に出来ているので
『何でもホンネで判りやすく!』をモットーに生きてきました。
しかし、この業界に入って愕然としたのが
『何でもタテマエで判りづらい!』ことです。



私がホンネで判りやすくしようとすると
コンプライアンス問題だ!」とか
保険業法に抵触する!」とか…言われちゃうのです。



「じゃー具体的にどの箇所が問題で、保険業法に抵触するのか?」
と、聞き返すと、これまたタテマエだけの曖昧な返事が返ってくるのです。



ようするに、どこまで行っても曖昧でよく判らない世界なのです。(^_^;)



前回テーマにした『売上げ5000万円以下の代理店は日新火災に移管』
のニュースにしても、とても曖昧で、それによって実際に色々な憶測が乱れ飛び
動揺する代理店も少なくないはずです。



このようなニュースが一方的に流れたなら、
保険会社としてのプレス・リリースを発表しても良いと思うのですが
社員ですら「私たちも聞いていない」というだけで
代理店向けWebで連日流される情報にも載った形跡もありません。
 


ようするに、このようなニュースが否定も肯定もフォローもされず…
ただ曖昧な形のまま流されることによって
真綿(まわた)で首をしめるように代理店の統廃合を進めていこう
というのでしょう、きっと(^_^;)



ほんとうに保険会社がそのような計画があって、それを積極的に進めて
いきたいと思っているのなら、ホンネで代理店と向き合っていく方が
われわれ代理店にとっても対策を取りやすいし、
ブランド力やお客様を大切にするという観点からも有効なはずです。



しかし、このような顔の見えない曖昧さを保険会社はなぜ
取り続けたがるのでしょうか?



それは、あまりにも大きな組織になりすぎている事。
そして『責任は取りたくない』という気持ちが蔓延しているから
ではないでしょうか。



私の考えは間違っている!
…という方がいらしたら是非コメントを聞かせて下さい。(^_^)



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