ネット時代!保険の歩き方 (34)


参院選は自民の惨敗、民主の大躍進で終りました。
このような結果になった原因はマスコミで色々取りざたされているようですが
「コレだ!」という決定的な要因は見えてきません。
勝った民主党も、これからどういう具体的政策でやっていくのか?
”なんだかよくわからない”と思っている人は私も含めて少なくないはずです。



今、政治に求められているのは(日経新聞によるとですが)
「年金改革」「税財政改革」と、やっぱり「成長戦略」だそうです(^_^;)
でも安倍さんは選挙演説でも「改革と成長」をスローガンに
「成長か!逆行か!」と叫んでいました。



8年ほど前になりますが,私はある独立系FPとネットで議論をしました。
そのFPのあと数年もすれば景気も回復しインフレになっていく…という意見に
私が真っ向から異議を唱えたものでした。
FPは「そうならなければ日本経済は破綻する」というもので
私の意見は今でもココで言っている事と変わりません。(^_^;)



ようするに国民は期待し続けても一向に向上しない経済、
ちょと経済が上向きになっても給与に還元されない企業収益、
そんな中での「年金」「雇用」「格差」の問題…
国民は行き場の無い将来不安の中で
シビレを切らしているのではないでしょうか。



だからと言って”民主党”が政権を取ったら
この状況が変わるとは国民は本当に期待しているのでしょうか。
少なくとも私は期待してません。



本当は”民主党”もそれが判っているから慎重なのでしょう(^_^;)
でも、政治家は
「もう経済成長はアキラメテ人間らしく楽しく生きましょう!」
とは商売柄言えないようです。
もちろん株主が大勢いる大企業も
「もう経済成長はアキラメテ人間らしく楽しく生きましょう!」
とは商売柄言えないようです。



したがって、これからも政府や大企業(もちろん保険会社も)は
「経済成長」を永遠に求め続けていくのが宿命のようです。
でもソレが”個人”を幸せにしていくことが出来るのか?…



なんだか、今回は私の選挙演説?のようになりましたが
まずは「成長」とは何か?…を
ひとりひとりが、ちょっと立ち止まって考えてみては如何でしょうか?



視点を変えることで「広くは日本の政治と経済」「せまくは保険業界」
が見れてくるかもしれません(^_^;)



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