ネット時代！保険の歩き方 （27）
『キコリのジレンマ』という言葉をご存知ですか?
毎日、毎日を木を切って生計を立てる貧しいキコリがいました。
そのうちに、木を切る斧の刃がボロボロになって効率が落ちてきます。
それを見かねた友人が「たまは斧を磨がないとダメだよ！」
と忠告したのですが、そのキコリは
「ボクはそんな余裕も時間も無い！」
と言って、木を切り続けていったというのです…。
私の大学時代の友人のMが定年になったのを機会に
JICA（国際協力機構）のシニア海外ボランティアとして２年間
中米のホンジュラスに今年の初めから赴任しています。
その事を私が知ったのは赴任の10日ほど前でしたが
昔から日記をこまめに書いているMに私は言いました。
「ホンジュラスから、どんな些細な記事でもいいからブログを書け！」と
でも結局「そんな余裕も時間も無い！」
という事で家族を置いてホンジュラスに行ってしまいました。
Mは定年まで旅行代理店に勤務していたのですが
趣味のスペイン語や,憧れのラテン・アメリカには大きく関わる
チャンスがなかったので、定年後にホンジュラス観光局での
２年間のボランティアを選んだのです。
Mのそのような熱い想いと、還暦男の単身生活の悲哀などを込めて
ホンジュラス発のブログを２年間綴っていれば、
”ホンジュラス”に何かの興味をもち”ネット検索”した人達と
コミュニケーションが取れて
Mの帰国後の活動になんらかのメリットになるはずです。
また在任中にMを訊ねてくる日本人がいるかもしれません。
なにしろ”ホンジュラス”なんて検索しても、
多くは出てこないのですからチャンスだと私は思うのです。
「そんな余裕も時間も無い！」と言って行ってしまったMも
誰に知られることもなく（＾_＾；）
赴任期間の４分の１が経過してしまいました。
（Mは私にブログを作りに来ないかなぞと言っています）
Mに限らず、私は同業者や自営業者をはじめ多くの人に
プログやホームページを作っておく事を薦めているのですが、
たいてい言われるのが
「そんな余裕も時間も無い！」です。
このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。
