ネット時代!保険の歩き方 (12)


【保険会社はファミレス化、コンビニ化していこうとしている】というのは
あくまで私の仮説ですから…
保険会社は当然のこと多くの保険代理店からも「そんなことは無い!」と
反発されるかもしれません。



ファミレスやコンビニで売られているものは毎日くりかえし消費される
安価な消費財です。
それに対して保険という商品はどのような商品でしょうか?



保険の中には、ちょっとした旅行や飛行機に乗る時だけに
簡単に加入出来る保険もありますが…
損害保険ならほとんどが更新は毎年あったとしても何かの事情がない限り
長期に渡って契約が継続されていくものです。
生命保険にいたっては保険料の支払いは何十年にも及ぶもので
住宅に次ぐ高い買い物とも言われています。



ようするに、ファミレスやコンビニの商品と保険商品は共通点を探すことすら
困難な、まったく性格の異なる商品といえます。
したがって、保険という商品をファミレスやコンビニで売るような事は
常識的には考えられないわけで、私の仮説は否定されて当然です(^_^;)



しかし保険会社は課支社の大幅な統廃合を行い
営業の現場での人員や経費の削減をはかり
そのかわり、保険金支払や商品開発などの中央機能を強化し
商品の均一化、代理店の均一化、といったシステム化が
ココ数年かなりの拍車がかかってきたように…
一代理店の私の目から見えることだけは確かなのです。



私は保険会社の社員でも、まして役員でも株主でもありませんから
その経営方針に対してとやかく言う立場ではありません。



ただ、私はこのような流れの中で、
どうしても一つだけ保険会社にお願いしたいことがあるのです。



それは代理店がネット上で自由に発言することを規制するという
ようなプレッシャーは止めて欲しいということです。
代理店のプロとしての自立性を削ぐようなことはしてほしくない…
いや、してはいけないと私は思っているのです。



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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