ネット時代!保険の歩き方 (11)


【保険会社はファミレス化、コンビニ化していこうとしている】
 


このような”仮説”を立てると
私にはどうにも納得出来なかった最近の保険会社の動向も
理解出来てしまうのです。
 


コンサルティング・セールスをうたい文句にスタートした私の扱うTNA社も
昨今はやりのパック型医療保険のような新商品を発売するようになりました。
 


ファミレスはセントラル・キッチンで…
コンビニは本社の一括仕入れで…
店舗はただマニュアルにしたがって忠実に仕事をすれば専門家はいりません。
店舗ごとにメニューやサービスを勝手に変えることはできません。



このたびの保険会社の保険金不払いに対する対策が報道されましたが…
それは不払い額の数倍をも投資しての
【保険金支払状況を管理するコンピューターシステムの整備】です。
私には、それはセントラル・キッチンへの投資にみえてなりません。



ファミレスやコンビニのフランチャイズ店がマニュアルに縛られるように
代理店や募集人は営業活動するうえでの募集文書の検閲はもとより
ネット上の発言を厳しく規制する保険会社も出てきました。



しかし、今回の保険金の不払い等の不祥事は…
しっかりしたプロの代理店がいたら”保険金の不払い”なんてありえない…
と私は思っています。
なぜならば、契約者に対して不当に保険金が支払われかったとしたら
まず真っ先にその保険を契約した代理店が『オカシイ!』と
保険会社の損害課に咬み付くはずだからです。



プロを必要としないファミレス化、コンビニ化が本当に望まれているのでしょうか?



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