ネット時代!保険の歩き方 (10)


保険を販売する保険会社も代理店もビジネスですから儲けなければなりません。



保険会社は少しでも売り上げを伸ばすために、利益を上げるために…
人件費を抑え、そのかわりシステム化をはかり
テマヒマかけずに効率的に売れて、しかも収益性の高い新商品を開発します。
 


保険代理店も少しでも売り上げを伸ばし、利益を上げたいのは同じです。
保険商品が多様化し各保険会社が魅力的?な商品を次々に発売する中で
お客様を逃がさないためにもと…
取り扱い保険会社を増やそうとする代理店も多くなってきました。
そして取り扱い保険会社の多さを売り物にしている代理店や
ショップ形式の来店型代理店もトレンドになってきたようです。



【そのような保険商品】が開発されることで、【このような保険代理店】が増え
【このような保険代理店】が増える事で、保険会社は”その”ニーズを満たすために
【そのような保険商品】をさらに発売する…(^_^;)

このようなサイクルが今の保険業界にあるのではないかと
私には思えてならないのです。



保険代理店は一社専属よりも、少しでも多くの保険会社の商品を扱う方が
お客様のニーズを満たすことが出来るかもしれません。
しかし、私の現在の営業スタイルや能力からいって、
多くの保険会社を扱う気持ちはありません。



保険という商品はコンビニの弁当のように品揃えがあれば、
お客様がそこから選べばよいというものではないと私は思っています。
よい食材があれば、お客様ひとりひとりの好みを聞いて料理を出す事が出来ます。
それはテマヒマがかかって効率的ではないかもしれません。



しかし、ファスト・フード全盛からスロー・フードが見直されるこれからの時代に
保険業界は逆行していくように私に見受けられるのです。



人気blogランキングへ



このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。