ネット時代！保険の歩き方 （8）
保険会社は保険をとりまく不信感を払拭しようと？
【約款】【契約のしおり】【契約概要】【注意喚起情報】それでも足りないと
最近では、それらに加えて【意向確認書】と…ヤマほどの書類を
契約者に対して押し付けて「理解をしたか？」と迫ります（＾_＾；）
保険金の不払いを無くすためにと
不払い額の数倍もある何百憶という大金をシステム構築のために
投資すると発表しています。
また、代理店や募集人のレベルを向上させることが大切と…
これまた色々な資格制度を強化していくようです。
これらを見て私が感じるのは、お客様に対してというより監督官庁、
すなわち金融庁にむけてのパフォーマンスではないかということです。
保険会社はお客様のことを第一には考えてこなかったことが
今回の不祥事につながり信頼を無くしたのではないでしょうか。
【意向確認書】を見て、これが契約者のためと思う人はどれくらいいるでしょうか。
何百億円も投資して保険料支払システムなんてものを作ってしまったら
ますます自分の頭で考えることをしなくなり、ちょっとしたインプットの操作で
かえって不払いが発生するかもしれません。
代理店や募集人が必要な知識は
保険会社から一方的に与えられるものではなく、実戦の中で学びとった経験や
約款や商品などの表に出ないウラを読み解く力です。
自分の頭で考え、プロとして発言する自立した代理店や募集人。
自分の頭で考え、情報を汲み上げ自己責任で保険を選ぶ契約者。
この両者がいれば、保険金不払いも、保険不信も減るはずです。
それは、代理店や募集人のネット上の規制を解禁させるだけで
お金もかけずに出来ちゃうのにと私は思ってしまうのですが…
それは保険会社はどうも気に入らないようです（＾_＾；）
このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。
