保険金不払いに思う ⑮

TN社に限らず、我が国の従来からある損害保険会社は
代理店によってほとんどの保険が売られています。



損害保険は生命保険と違って基本的には毎年更新されます。
自動車保険などは他社に乗り換えても割引は継承されますし
事故も頻繁におこります。
ようするに、無責任な営業をやっていたらお客様はついてこないのです。
保険代理店の経営は、お客様の信頼なくして不可能なのです。


TN社は日本一の損害保険会社かもしれませんが…
それはお客様から信頼された代理店を全国に数多く持っている
という実績と歴史に捉えられているという側面を忘れてはいないでしょうか。



【意向確認書】はこのような環境の中で保険会社が契約者に対して
契約内容を了解確認した旨をサインすることを一方的に強要するものです。
意向確認のチェック・シートの
自動車保険
火災保険の現物です。



この全項目を契約や更新の直前に理解出来る契約者が
どれくらいいるというのでしょうか。
このような項目すべてに完璧に答えられる保険会社の社員や代理店は
どれくらいいるというのでしょうか。



でも、全ての保険契約には契約者が全て確認したというサインがなされた
【意向確認書】が添えられることになるのです。
これは契約という行為を”軽んじるもの”であり
代理店制度をも”軽んじるもの”と私は思うのですがいかがでしょうか?



何の為に、誰の為に…このような莫大なエネルギーと紙を使うのでしょうか?
優先すべきことは他にはないのでしょうか?
このような事でお客様の信頼回復が出来るのでしょうか?


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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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