保険金不払いに思う ⑪

契約内容も、まったく判らず、
お客様が申し込み書に印鑑を押して保険料を支払うという事は…
通常では考えられません。
たまに自動車保険などで「クルマが納車されるので、スグに契約したい!」
なんて事もありますが、こんな時でも車両保険は?年齢条件は?…など
最低限の要望を聞いて契約者にとって最も合理的な保険をご案内します。



こういった場合でも、お客様は”納得”されてご契約頂だいているのです。
但し『”完全”に納得して』…という事ではありません。
『”おおむね”に納得して』残りは『代理店との信頼関係』で
申し込み書に押印し、保険料を払って頂けるのです。



※もちろん、お客様が求められるのなら納得頂けるまでご説明します。
(私のメール相談では、そればかりです^_^;)



代理店はご契約頂いたらオシマイというものではありません。
契約者の信頼を裏切るような契約を繰り返していたら
代理店を長期間続けていく事は出来ないはずです。



お客様や状況は千差万別…契約には、いろいろなパターンが生じます。
それに臨機応変に対応し、”納得”頂ける保険をご案内するのが
通販や銀行窓販では出来ない、保険代理店の仕事だと私は思っています。



この状況の是非はともかくとして、
現実にはこのような形で契約し、その後何かとフォローを続けて行くという
代理店がほとんどではないでしょうか。



しかし【意向確認書】の登場で、契約者は契約時点で
契約内容を『おおむね』ではなく『完全』に理解したという
サインをしなければならなくなったのです。



これによって、年間に何千万件とあるすべての保険契約の
契約者全員が全項目!
確認納得して加入した事になってしまうわけですが…(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
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