保険金不払いに思う ④

MY生命の保険金不払騒動のあと、
損保の自動車保険の不払が話題になりだした頃には
「損保代理店では不払いなどありえない」と思っていた私でしたが…
損害課の対応や不払いの事例を見ることで”充分にありえる”と思うようになっていました。



特に特約が複雑で多くなりすぎて保険会社の損害課すらがよく理解していないで
不払いになってしまった、という事例は私がまさに危惧していたことだったのです。



損保系生保が誕生したのが1996年10月です。
翌年4月には日産生命が破綻し、生保危機、生保不信が長く続きます。



そんな中で損保系生保やカタカナ生保がとった戦略は
漢字生保がどこの保険会社も横並びで主力商品として販売してきた
大型パッケージ商品【定期特約付終身保険】に対する問題提議と分析です。



この保険は日本人のほとんどが加入している保険ですが…
主契約である”終身保険”より”特約”の占める割合の方が多く、とても複雑で
契約者が理解しないまま加入しているケースがとても多かったのです。



そこでまずは、代理店のお客様が加入している生命保険
の保険診断をして、問題意識を持ってもらおうという戦略を取ったのです。



ちなみに、私のDr.KENのドクターは”保険を診断する名医?”という事で
つけさせて頂いたハンドル・ネームです。(^_^;)


「保険はシンプルで判りやすくなくてはならない!」という事です。
そして私はシンプルで判りやすい生命保険を薦め続けてきたのですが…



ところが損保の主力商品である【自動車保険】が…なぜか?
【定期付終身保険】のように”特約”だらけで複雑な
大型パッケージ商品になっていったのです(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
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