保険代理店は「売る機械」?

40歳から保険の世界に身をおいて早くも20年が過ぎました。



それまで飲食店経営や物販という、いわゆる客商売に携わってきた私が
最初に驚いたのは、お客様のことよりもなによりもまず”規制”が最優先される
世界なのだということでした。
それは保険が自由化、規制も緩和された今日でも変わっていないような気がします。
それどころか今の方が息苦しさが増したように私は感じてしまうのです。



20年前は保険種類も少なくパソコンもなく、支社も家族的でしたし
損害課も担当者が決まっていて親身な打ち合わせも出来ました。
しかし、今では保険種類は段違いに増加し複雑化し
効率性や生産性を高めるために組織の縦割り化やパターン化が促進され
その結果として誕生した保険種目別の代理店用ヘルプ・デスクや担当者は
マニュアルにしたがって回答しかできません。



オンラインで商品や業務の情報が流されますが一方通行です。
それを補完するのが、支社で定期的に行なわれる”業務連絡会”だと
私は思っているのですが…。



私が知りたいのは個々の「Yes」「No」ではなく
それに至る基本的な考え方なのです。
それはプロとして保険を扱っていく上でとても大切な事だと思っているからです。
 


保険代理店を単なる「売る機械」として培養しようと
”亡霊”や”タタリ”があるかのような恐怖心を煽って
愚かな村人(じゃなかった)代理店をコントロールしているのかな〜
などとクダラナイことまで考えちゃう今日このごろです(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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