生命保険の社会的責任

少子高齢化の時代にむかって公的な
医療制度も、介護も、年金も…国民が満足できるだけのサービスは
望めないことは歴然としてきました。
ようするに、自分のことは自分で手当てしなければならない
自己責任の時代が目の前にやってきています。
 


そこで多くの人は、それらのリスクを『生命保険』でカバーしようとします。
しかし…
そのような国民的ニーズを満たすだけの商品や企業姿勢が
生命保険会社にあるのでしょうか。



政府や公的機関がやっても厳しいものを、民間の営利企業である
保険会社が社会的責任をはたす事は、大変なことです。



そんなことより自分達が生き延びる事が先決という保険会社もあるようです。
また、反対に保険は儲かるビジネスだと新しく参入しようという企業もあります。
銀行も生命保険を売る事で少しでも収益を上げようとしています。



このような複雑?な環境の中で、複雑な保険商品が発売され、
より保険の世界をコントンとさせているように私には見えます。



保険会社がみずからの社会的責任を放棄し続ければ
最終的には、保険会社が見捨てられる事になるでしょう。



次回からは…社会的責任を果す保険とは何か?について少し考えてみましょう。



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