そもそも…デフレ脱却とは?


『写真は5月6日・稲城でエノちゃんのお手伝い』





デフレ脱却!デフレ脱却!…もうかれこれ20年近く叫ばれ続け、
「それでもデフレから脱却出来ないのは日銀の日本の金融政策がなっていない!」
という事で登場したのが、私の嫌いなアベノミクスです(^_^;)




アベノミックスは、
日銀総裁のクビを挿げ替えて果敢な金融政策をやって、
デフレ脱却に若干の効果を示したことで、有る程度の支持は得たようですが…
まだまだ手ぬるいとデフレ脱却政策を押し数めるようで…
これに対して意義を唱える人はほとんど居ないようです。




さて、ここからが問題です!
私はこれまで多くの人達にこのような質問をしてきました。
「インフレ!すなわち物価が上がる事を本当に望んでいますか?」
これに対して返ってきたの大きく分けて以下の二つです。
「ほんとうよネ、私には良く分からなのヨ!」
「デフレが続いたんじゃ景気もよくならないし雇用も生まれないからね…」
と言ったような意見です。
ようするに積極的に賛成している"庶民"は殆どいないのです。
積極的にデフレ脱却を目指しているのは与野党含めの政治家や
金融・経済や仕事に大きなウェートを置いている立場の人達です。




「個人的には物価は上がらないほうが良いと思うけど
社会経済を考えたらデフレはダメなんじゃないの」…というのは
ハンナアーレントが最大の悪は
「平凡な人間が(自分の意志に反して)行う行為」と云うのを
私は、ここでもまた連想してしまいます。




人類の歴史は、個を犠牲に国家独立や民族の為に戦った物語りとも言えますが…
今の時代に「個を犠牲に…」なんて行動するとロクな事は無いのです。(^_^;)
なぜならば…国家も団体も個人の集まりで、その正味期限は過ぎているのに、
まだまだ既得権を守ろうと個人を犠牲にするからです(^_^;)
デフレ脱却を無理やり強硬し、消費マシーンにさせれる道を選ぶのか?
たとえお金が無くとも、自分らしく自由に好きな人たちと平和に暮らすのか?
その選択が迫られる時代になってきたように私は思っているのです(^_^;)



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