そもそも…芝居って?

 
『写真は4月11日・新国立劇場にて』




久々に新国立劇場で仕事をする友人から観劇のご招待を受けました(^_^;)
どうして招待を頂くのか…理由は聞いた事はないけれど
芝居で空席が目立っては役者も元気が出ないし、
だったら少しでも多くの人に芝居に親しん貰うという目的もあるのでしょう。
芝居好きの私はどんなジャンルでも喜んで見させて頂きます。




今回は『マニラ瑞穂記』という芝居。
メールでは「紘子さん(娘)がフィリピンの高校に留学されていた事を思い出して…」と
お誘いの理由が書かれていましたが…
とてもとても面白く、そして考えさせられる…素晴らしい芝居でした。




時代は明治、舞台はスペイン植民地からの
独立運動騒乱のフィリピンの首都マニラにある日本領事館。
登場人物は…領事・女衒に親分・その娼婦たち・エリート中尉・
独立運動に命を燃やす若者たち・老婆等…
出演者20名でベテラン俳優3名以外は新国立劇場演劇研修生。





日章旗が吊るされたシンプルな円形舞台の上で…
違った人生、違った立場を背負う日本人同士が外地でぶつかり合う事で
日本という変らぬ国が見えてくる!?考えさせれる!?(^_^;)
どの役者も実に熱演でセリフが突き刺さる!シナリオがいい!
こういう芝居は何度見ても面白いと思います。
芝居というのは、判っていればいるほど見るものではないでしょうか。
歌舞伎やオペラやミュージカルでも同じだし物ばかり追いかけて
見ているファンが多くいます。




私は芝居や演奏会などに行くのは好きななのですが…
ひとつ気にいらない…というか?理解出来ない事があります!
『写真撮影や録音は固くお断りします』というものです(^_^;)
フラッシュやシャター音も無いデジカメで素人が撮ってなんの問題があるというのでしょう。
それよりも、どんどん撮って宣伝してもらった方がアーチストにとっても良いはずです。
芝居なら”さわり”や好きな役者の好きな場面や…どんどんYouYubeに挙げれば宣伝になります。
終演後には役者と観客のツーショットだって、どんどん撮らせればと思うのです。
アナログな芝居だからこそ蘇る予感がするのです…時間はかかりそうですが(^_^;)






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